ABEMAオリジナル恋愛番組『恋する♥週末ホームステイ』(以下『恋ステ』)の新シーズン『恋する♥週末ホームステイ 2023夏』が、8月1日より放送開始。

(参考:【写真】金髪にルーズソックスをまとったギャル女子高生りむ

 本番組は出会うはずのなかった高校生たちが、週末だけのホームステイを通じて、ひと夏の恋をする恋愛リアリティショーだ。新シーズンの舞台は沖縄と関西。ヤングキニーの書き下ろし楽曲「君の街まで」が彩るオープニングムービーを幕開けの合図に、高校生たちのそれぞれの想いが交差し始める。

 以下より、8月1日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

 今回最初に集められたメンバーは、男子4人女子3名の合計7名。驚くべきは、リベンジメンバーとして、『恋する♥週末ホームステイ 2022秋 ~Honey Soda Story~』、『恋する♥週末ホームステイ 2023春~Sweet Orange Memory~』に参加していた、いちかが3回目の登場を果たしたことだろう。また、いちかは参加メンバーのりょうたと中学の時からの知り合いだと明かす。

 そんな女子メンバーたちの中から、気になるメンバーに最初にアクションを起こしたのは、メンバー随一のムードメーカーのてんただ。「よかったら一緒に乗らん?」と黒髪ロングが似合う清楚系女子・ねねにスマートに声をかけ、隣の座席をゲット。続いて、その様子をみたろびんが“推しメン”であるいちかを誘い、社内では早くも恋の矢印が動き出したかと思われた。

 ワイワイと賑わうバス内では、今まで付き合った人数がトークテーマに。りょうたの“6人”というまさかの回答に盛り上がりを見せながらも、それぞれのパーソナリティがようやく垣間見え始めた瞬間だった。

 バスが到着し、沖縄の透明感あふれるビーチにテンションが上がるメンバーたち。しかし何食わぬ顔で遊んでいられるのも束の間、2ショットデートをかけた綱引き対決が開始するとのアナウンスが入る。気になる女子を誘うべく、男子メンバーたちは白い砂浜にくっきりと足跡を残しながらガチンコ勝負に挑む。

 結果、ろびんが元野球部の腕力で勝利を掴み、ねねをブルーシールアイスクリームへと誘った。「寮生活を送ってきた」と言う共通点から一気に距離が縮まったろびんとねね。一方で、同じく男子メンバーとの共通点から令和のギャル・りむの恋もゆっくりと動き出す。

 りむが気になったのは、「LDH系が好き」という共通点を持つてんた。2人きりの時間を過ごす中でてんたの優しさに触れたりむだが、恋愛となると一途で少し奥手な一面が窺い知れた。金髪にルーズソックスと言うギャルのお手本のようなパワフルな見た目とのギャップがまた可愛らしい。

 そんな中、ようやく互いのことを理解し始めた7人のもとに「オレンジタイム」に合わせて新メンバーがやってくる。8人目となる新メンバーとしてやってきたのは、最年少(高校1年生)のこころだ。そのキュートな笑顔に、全男子メンバーの視線が釘付けに。

 特にタイプであるこころに本気の恋愛スイッチを押されたゆうまは、宿で「話したいです」と積極的なアプローチをかけた。互いの地元や理想のデートについて会話を重ねる中で、「手を繋いだことがない」と恥ずかしそうに打ち明けるこころピュアさがなんとも微笑ましい。ゆうまとの時間に対して「嬉しかったし、もうちょっと話たい」と振り返ったこころ。この時の会話をきっかけに、ゆうまを完全に気になり始めたとはまだ断言できないが、恋の予感がふんわりと漂う甘い時間となったことは間違いない。

 しかし、翌日のグループデートでは誰も予想しなかったまさかの展開が起こる。前日のグループ分けを経て、マリンスポーツへと向かったねね、りむ、ろびんゆうまの4人。そこに現れたのは、9人目の新メンバーとして東京からやってきた高校2年生のたくみだ。

 端正な顔立ちにすらっとした長身、落ち着いたトーンでありながらも場を仕切るトーク力に、わかりやすくテンションが上がるねねとりむ。予告では、たくみが自信ありげに「2人とも俺のこと好きじゃない?もう好きだよね?」と若干のナルシストさを感じる発言を繰り出すカットも挟まれていた。もはやてんたのことなど忘れてしまったかのようなりむだが、その本心も気になるところ。たくみのモテる男性ならではの絶妙な“危険な男”感は、女性にとっての抗えない魅力でもあるだろう。

 さらに予告では次々とメンバーが手を繋ぐ様子が映像として流れ、どうやら来週から9人の恋は本格的に動き出すようだ。視聴者としては、たくみの登場によって本格的なエンジンがかかった女子同士のバトルも楽しみである。沖縄の海の眩しさに負けないひと夏の恋のきらめきに目を細めながら、ここから始まるホームステイを見守っていこうではないか。

(文=すなくじら

(C)AbemaTV, Inc.