TVアニメ「SYNDUALITY Noir」(毎週月曜深夜0:00-0:30ほか、テレビ東京系ほか/ディズニープラスで独占配信)の第4話「Wild daisy」が7月31日に放送・配信された。カナタ(CV:大塚剛央)の成長が描かれる一方、少しずつ明らかになってきたノワール(CV:古賀葵)の秘密、毎回登場する新キャラに期待が膨らむ展開となっている。(以下、ネタバレがあります)

【写真】ゼロ型のメイガスを擁する美人ドリフターのクラウディアが登場!

■カナタは腕を磨くために奔走

同作は、バンダイナムコエンターテインメントバンダイナムコフィルムワークスBANDAI SPIRITSによる新規大型SFプロジェクト「SYNDUALITY」のアニメで、近未来を舞台にしたもの。浴びれば死に至る猛毒「ブルーシスト」の雨が降り注いだ大災禍「新月の涙」によって一度は地下へと逃れた人類だったが、100年以上の時を経て、再び地上での生活を取り戻しつつあった。人類の敵「エンダーズ」の脅威がいまだ残る地上で、人々は「ネスト」と呼ばれる集落を形成し、人類双対思考型AI搭載ヒューマノイド「メイガス」と共に日々を送っていた。

西暦2242年。荒廃した地上でエネルギー資源を採掘する冒険者「ドリフター」になることを夢見る青年・カナタはある日、すご腕のドリフター・トキオ(CV:小林裕介)と一緒に廃墟となったミュージアムを捜索中、記憶を失ったメイガス・ノワールを発見する。ノワールは日常生活に必要なスキルが欠如しているポンコツメイガスだったが、エンダーズとの戦闘では抜群の能力を発揮。カナタはノワールをパートナーとして迎え、ドリフターとしての道を歩み始める、というストーリーだ。

早く一人前のドリフターになりたいカナタは、腕を磨くためエンダーズの発生記録がある場所へ向かう。道中、小型エンダーズ10体と遭遇。カナタは自身の戦闘スキルを上げるためにもトキオやノワールの助けを受けずに戦うが、なかなか思うようにいかず苦戦する。すると、突然現れたゼロ型のメイガス・フラム(CV:高野麻里佳)擁するドリフターのクラウディア(CV:柚木涼香)に助けられてしまう。

その後、クラウディアはカナタに「AO結晶」採掘の協力を依頼。一人では「AO結晶」が放つ「AO波」に引き寄せられてくるエンダーズを倒しつつの採掘がままならないため話を持ち掛けたことを打ち明け、採掘後は「AO結晶」の儲けを山分けしようと提案する。引き受けたカナタは、メインルートのエンダーズの足止め役に立候補し、クラウディアが採掘作業を担当することに。

■いざ作戦開始も…苦戦するカナタ

夜になり作戦開始。クラウディアが採掘する中、カナタは近づいて来るエンダーズを発見。昼間と同じタイプの小型エンダーズ7体に加え、中型1体が接近していることを知ったカナタは、昼間のリベンジを誓い戦闘を開始する。昼間の反省を生かして善戦するカナタだったが、中型に手こずりピンチに陥る。すると、すんでのところでトキオに助けられてしまい、達成感を得るのはお預けとなってしまう。

エンダーズを倒したカナタらが採掘現場に向かうとクラウディアが採掘した「AO結晶」を持って逃げており、カナタは「やられた…」と漏らしてがっくり肩を落とす。

クラウディアからドリフターの流儀や厳しさを教えられたカナタだったが、戦闘では反省を生かすことができ、小さいながらも成長を見せた。そんな中で、ノワールがゼロ型のメイガスであること、ノワールの中にかすかに残る記憶の断片、ゼロ型だけが使えるメイガススキルなど、物語の核につながるであろう秘密が少しずつ明らかになり、今後への期待が膨らむ内容となった。

◆文=原田健

「SYNDUALITY Noir」第4話が7月31日に放送・配信された/(C)SYNDUALITY Noir Committee