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《国内だけでなく、海外にも目を向けていきたいと思います》

こうコメントしたのは、フリーアナウンサーの有働由美子(54)。

7月23日、『24時間テレビ』(日本テレビ系)に、チャリティーパーソナリティーとして参加することが発表された。

「これまで有働さんは日テレでは『news zero』や選挙特番などを担当してきましたが、日テレの看板番組である『24時間テレビ』は初出演。これで、日テレの主要な番組を制覇することになりますね」(スポーツ紙記者)

有働といえば、’18年3月でNHKを退局。同年10月から『news zero』のメインキャスターに就任し、今年で5年となる。

今年4月に放送されたトーク番組『夜明け前のPLAYERS』(日本テレビ系)で有働は、次のように打ち明けている。

「(NHKを)辞めた1年くらいは本当に苦しかったし。頭に100円玉ハゲができてました」

当時のことを、日本テレビ関係者はこう振り返る。

「『news zero』に出演し始めた当初は、番組スタッフと距離があり、有働さん自身も“NHKらしさ”から抜け出せず、苦しんだようです。視聴率も5%前後と低迷することもありました」

ところが最近は、“NHKらしさ”から抜け出し、“有働らしさ”を発揮しているようで……。

「近年は好調で、高視聴率を記録したときに局内に貼り出される“視聴率速報”が何枚も貼られています。名実ともに“日テレの顔”です」(前出・日本テレビ関係者)

快進撃の理由は、有働の人柄にあるという。

「気さくな性格のためスタッフ受けが抜群で、昨夏は暑気払いの意味を込めて大量のビールを差し入れしてくれました」(番組関係者)

番組作りにも前向きな姿勢を見せている。

「打ち合わせや企画会議でも自ら積極的に意見を出し、番組スタッフとの対話を大切にしています。

また、ジャーナリスト志向が強くて現場主義。最近も台湾に取材に行っていました。中国による空襲に備えた訓練を行う緊迫した様子を、中継で伝えていました」(前出・番組関係者)

収入の面でも“NHKらしさ”からの脱却を果たした。

「『news zero』の出演料は就任当初は1本80万円ほどだったようですが、昨年10月から金曜日は出演しなくなったため、現在は1本100万円前後のようです。このご時世で100万円級のギャラをもらっている帯キャスターはいませんから、有働さんは“VIP待遇”といえそうです。

特番などは100万円×時間。単発のバラエティ番組などは1本40万~50万円となっており、年収は2億円ほどかと思われます」(前出・日本テレビ関係者)

大成功のフリー転身。日テレ内での地位は不動のようだ。