今夏レアル・マドリーに加入したトルコ代表MFアルダ・ギュレル(18)だが、思わぬ事態に巻き込まれている。

トルコメッシ”との異名を持ち、若くしてトルコ代表でも活躍しているギュレル。当初獲得の予定はなかったものの、バルセロナが関心を寄せたことで、動きを加速。電撃的にマドリーへの加入が決まっていた。

トルコ期待の新星でもあるギュレルだが、まだマドリーの選手としてピッチに立てていない。アメリカでのプレシーズンツアー中に思わぬ負傷が発覚した。

ギュレルは、ミラン戦の前に右足に違和感があり、痛みが数日間続いたとのこと。マンチェスター・ユナイテッド戦も欠場すると、7月28日に急遽検査を実施。マドリードへと帰還すると、右ヒザ内側半月板損傷と診断された。

思わぬ事態となった中、スペイン『アス』が状態について報告。復帰を急ぐことはせず、手術を選ばずに保存療法での治療を選択することをクラブは選択したとした。

専門家の見解でも、18歳という年齢を考えても、手術を受けることは得策ではないとのこと。15〜20日間は休息し、その後 PRP(多血小板血漿)による治療をスタート。ヒザへの負担を与えずに、状態の変化を見ていくことになるという。

復帰時期を急がない一方で、2カ月程度は離脱する見込みに。そうでない場合は、手術という選択肢も出てくるという。その場合は、3〜4カ月の離脱になる可能性があるとのことだ。

大きな期待を背に加入したが、その一歩を踏み出す前にケガが発覚。年齢を考えても、先を急がずにまずは回復に努めてもらいたいところだ。