松坂大輔

西武ライオンズ投手でメジャー複数球団に所属した松坂大輔氏が、元読売ジャイアンツ江川卓氏のYouTubeチャンネルに出演。そのなかでMLB時代に「投げやすい」と感じた球場を語った。

【動画】松坂大輔氏がMLB時代「投げやすかった球場」を語る


■江川氏が松坂氏に質問

昭和と平成の怪物である江川氏と松坂氏が大谷翔平選手について語り合った今回の動画。

そのなかで江川氏が「メジャーに行ったことが本当はないので。場所で違うってお話を聞いたじゃないですか、ボールの湿り気が違うと」と指摘する。

そして「たとえばアメリカの北とか南とか西とか東とか、中央とかあるじゃないですか。南はウェットな感じ。どこだったら投げやすいとかあります? この辺が投げやすいとか、環境あります?」と質問した。


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■投げやすかった球場は…

松坂氏は「僕は比較的海に近いところは投げやすかったですかね」とコメント。江川氏が「フロリダとか?」と質問すると「フロリダも投げやすかったですけど、フロリダは逆に汗がすごかったという感じ」と振り返る。

続けて「僕だったらシアトルが結構好きだったんですけど。サンディエゴもそんなに投げたことはなかったんですけど、サンディエゴとかも投げやすかったですね。ロサンゼルスとか、あのへんの気候とはまた違う感じ」と話した。


■ドーム球場は投げやすい

話を聞いた江川氏は「シアトルには行ったことがないので。シアトルってそういう気候で、野球選手としてやりやすいんですね」と驚く。

すると「僕は投げやすかったですね。ドームの球場は投げやすかったですかね?」と松坂氏。江川氏は「俺はドームでやったことないのよ。ドームができたときに辞めているから。1球投げただけなのよ、始球式で。わからないの。これが弱点なんだ」と笑った。


■江川氏はドーム登板なし

松坂氏は「え、そうなんですね」と驚いたあと、「ツインズが新しい球場ができる前も、ドームで投げているんですけど、投げやすかったですね」と語る。

話を聞いた江川氏が「風がないんでしょ?」と質問すると、「そうですね。空調は入っているんですけど、マウンドで風を感じることは、ほとんどなかったですね」と話した。

江川氏は後楽園球場最後の年となった1987年に引退。日本初の屋内球場である東京ドーム1988年開場のため、現役選手として登板することはなかった。一方松坂氏は1999年4月7日東京ドームで行われた日本ハムファイターズ戦でプロ初登板、初勝利を記録している。

■松坂氏が語る投げやすかった球場

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

松坂大輔氏、MLBで“投げやすかった球場”を告白 「海に近いところは…」