ミュージカルオペラ座の怪人」〜ケン・ヒル版〜』が、2024年1月17日(水) から28日(日) に東急シアターオーブで上演されることが決定した。

ロンドンフリンジの鬼才”と呼ばれた劇作・演出家、ケン・ヒルが、ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を初めてミュージカル化し、1976年に初演された本作。ファントムと歌姫クリスティーンの切ないラブ・ロマンスを中心に描かれているアンドリュー・ロイド=ウェバー版とは異なり、ガストン・ルルーによる原作小説のエッセンスを最も忠実に描いていると評価されている。

その最大の特徴は音楽で、『ファウスト(作曲:シャルルフランソワグノー)』『真珠採り(作曲:ジョルジュ・ビゼー)』『ルサルカ(作曲:アントニン・ドヴォルザーク)』『海賊(作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ)』、『ホフマン物語(作曲:ジャック・オッフェンバック)』など、珠玉のアリア(オペラの中で歌われる独唱曲)を散りばめ、ケン・ヒル書き下ろしの歌詞に乗せて紡がれる。ユーモアさえ感じさせる巧みな人間描写も見どころとなり、“愛するが故の悲劇”という原作のテーマが色鮮やかに描かれた、力強いクラシックミュージカルとなっている。

6年ぶり7度目となる今回の日本公演でファントム役を務めるのは、イギリスミュージカル俳優のベン・フォスター。彼はウエストエンド30周年公演『オペラ座の怪人』ではファントム役を務め、同作品をオリヴィエ賞観客賞と5つ星の評価に導いた実力者。“女王陛下のオーケストラ”とも称されるロイヤルフィルハーモニー管弦楽団との共演経験もあり、これまでに日本でもミュージカルコンサートに多数出演している。

そして、原作の中でも最も有名なシーンのひとつである、シャンデリアが落ちる場面で上演されている、グノー作曲のオペラファウスト』のファウスト役は、携帯電話のセールスマンをしながら、2007年英国の番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』初代チャンピオンに輝き、一躍脚光を浴びたオペラテノール歌手のポール・ポッツが務める。

チケットは、最速先行(先着)が8月5日(土) 12時より開始される。

<公演情報>
ミュージカルオペラ座の怪人』〜ケン・ヒル版〜

2024年1月17日(水) ~28日(日) 東急シアターオーブ
※上演時間2時間半予定(休憩含む)
※生演奏/英語上演/日本語字幕あり

原作:ガストン・ルルー
脚本・作詞:ケン・ヒル
出演:ベン・フォスター、ポール・ポッツ

【チケット情報】(全席指定・税込)
S席13,000円
A席9,000円
B席6,000円

■チケット最速先行(先着)
受付期間:8月5日(土) 12:00~9月1日(金) 23:59
https://w.pia.jp/t/operaza24/

公式サイト:
https://operaza2024.jp/

ミュージカル『オペラ座の怪人』〜ケン・ヒル版〜