今夏にフランクフルトを退団した日本代表MF鎌田大地が、ラツィオと口頭合意に至ったようだ。2日、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』が報じている。

 かねてより、今夏に契約満了に伴いフランクフルトを退団した鎌田大地の新天地候補としては、アトレティコ・マドリードトッテナムドルトムントらの名前が浮上。とりわけ、ミランとは口頭合意に達しており、一時は移籍は決定的とまで伝えられていた。しかしミランの内部騒動に巻き込まれる形で交渉は破談。すでに、この移籍市場におけるEU圏外選手獲得枠は、MFルベン・ロフタス・チークとFWサムエル・チュクウェゼで埋まったことで白紙に戻っていた。

 その後は、再び複数クラブから関心を寄せられていたものの、条件面で折り合いが付かずにいた。それでも『スカイ・スポーツ』によると、一度は獲得を断念したラツィオと口頭で合意したとのこと。このオファーは2年契約に1年延長オプションが付帯しており、3日には契約書にサインする予定と併せて伝えている。

 果たして、宙に浮いていた鎌田大地の去就は、首都ローマ行きに決定するのだろうか。

MF鎌田大地がラツィオと口頭合意 [写真]=Getty Images