【更新 2023/08/03 16:20】記事初版の見出し・ツイートにて発売からの期間を「約2ヶ月半」と記載しておりましたが、正しくは「約1ヶ月半」です。また、初稿ツイート上にて発売日の誤植がありました。訂正のうえお詫び申し上げます。

 任天堂は、8月3日(木)に実施した2024年3⽉期第1四半期(2023年4月から6月)の決算発表にて、5月12日に発売されたNintendo Switch用ソフトゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム販売本数が全世界で1851万本を記録したと明らかにした。本記録には直販サイト「マイニンテンドーストア」での販売やダウンロード販売も含まれる。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』5月21日の発売から約1ヶ月半で1851万本を売り上げたことが明らかに_001
(画像は株主・投資家向け情報:業績・財務情報 – 主要タイトル販売実績 Nintendo Switch専用ソフトより)

 発表によると、2024年3⽉期の第1四半期では4月に公開された映画ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーと『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売が同期で重なった。結果として売上高は2810億円、四半期の純利益は2537億円と、どちらも前年同期比で52%以上の増加を記録している。また、任天堂が販売するソフトウェアの全世界における販売本数も2017年3月のNintendo Switch発売以来で第1四半期の最大を記録。同期に販売された任天堂が販売するソフトのうち約半数は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が占めているという。

 同作の購入層については前作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のプレイヤーを中心としていたが、発表によると発売から週を追うごとに、前作をまだ遊んでいないユーザーによる購入の割合も高まってきているという。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』5月21日の発売から約1ヶ月半で1851万本を売り上げたことが明らかに_002
(画像は任天堂株式会社:株主・投資家向け情報「決算説明資料(ノート付)」pdfより)

 上記のほか今回の決算に関する説明資料では、2022年7⽉から2023年6⽉におけるNintendo Switch「年間プレイユーザー」数が1億1600万人を上回り過去最高を記録したことや、映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が7月30日(日)時点で累計1億6810万人の観客を動員したこと、映画の影響で『マリオカート8デラックス』をはじめとする「マリオ」関連タイトルの販売本数が伸びたことなども明らかとなっている。

 なお、今後については7月に発売された「ピクミン」シリーズ最新作Pikmin 4に加えて、10月には完全新作『帰ってきた 名探偵ピカチュウや約11年ぶりとなるシリーズ最新作スーパーマリオブラザーズ ワンダーを発売する予定。加えて、11月には“瞬間アクション”ゲーム最新作超おどる メイド イン ワリオとグラフィックを一新してよみがえるスーパーマリオRPGの発売もそれぞれ予定されている。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』5月21日の発売から約1ヶ月半で1851万本を売り上げたことが明らかに_003
(画像はPikmin 4 (ピクミン4) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)
『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』5月21日の発売から約1ヶ月半で1851万本を売り上げたことが明らかに_004
(画像は帰ってきた 名探偵ピカチュウ ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)より)

 また、有料の追加コンテンツとしては7月中旬に『マリオカート8デラックス コース追加パス』の第5弾が配信されたほか、2023年秋にはポケットモンスター スカーレット・バイオレットにおける追加コンテンツ「ゼロの秘宝 前編・碧の仮⾯」も配信される予定だ。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』公式サイトはこちら『ゼルダの伝説』公式Twitterアカウント(@ZeldaOfficialJP)はこちら