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ポルシェのEVシリーズ第2弾

ポルシェが2024年に発売予定のマカンEVが、これまでで最も量産型に近い仕様で目撃された。

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これまで目撃されたプロトタイプと異なり、カモフラージュは一切なく、また内燃エンジン車のマカンとは異なるボディを使用しているためか、カバーなどでマフラーが隠された様子もない。

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ポルシェ・マカンEVのプロトタイプ    AUTOCAR

内燃エンジン車との主な違いは、より角ばった顔つきになったこと。また、ヘッドライトはシャープな形状になり、カイエンに近づいた。デイタイムランニングライトは円形タイプにとなっている。

カイエンとの密接な関係はリアエンドにも見られ、これまでの丸みを帯びたデザインから、スクエアな形状に変更されている。

パワートレインに関しては、昨年概要が明らかにされた。

マカンEVは、新しい「PPE(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)」アーキテクチャをベースとし、タイカンと同様の永久磁石式電気モーターを2基搭載する。

エネルギー密度と効率を高める「ダブルV」の磁石配置や、従来のシリコン半導体からSiCシリコンカーバイド)への変更など、大幅な改良が加えられているという。SiCは、モーターのパルスインバータにおけるスイッチング損失(実質的な電力漏れ)を低減する。

このパワートレインから、最高出力611ps、最大トルク102kg-mを発生。フロントとリアに1基づつモーターを使用する四輪駆動となるが、巡航時にフロントモーターを切り離し、転がり抵抗を減らす(エネルギー消費を抑える)ことができるとされている。


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