チェルシーウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクがプレシーズンマッチで躍動している。

1月にシャフタール・ドネツクから移籍金8800万ポンド(現在のレートで約160億4000万円)でチェルシーへと加入したムドリク。高額な移籍金が話題を呼んだが、低迷するチームで真価を発揮できずにいた。

マウリシオ・ポチェッティーノ新監督が指揮する2年目の今季は真価を問われる年になるが、プレシーズンマッチのブライトン&ホーヴ・アルビオン戦で初ゴール。3日(現地時間2日)のドルトムント戦でもクリストファー・エンクンクの負傷により21分から途中出場すると、キレのある動きを見せた。

その中でも、試合後にクラブの公式SNSも取り上げたのは64分のシーン。右サイドのDFリース・ジェームズから素晴らしいロングパスが送られると、左サイドで受けたムドリクはあえて軸足の裏を通した右足でトラップ。観客を沸かせていた。

ムドリクの自信に満ち溢れたプレーには、ファンからも「ネイマールのようだ」、「ムドリクのトラップえぐい」、「今シーズンは彼の年になる」、「明らかに自信をつけ始めている」と称賛や期待の声が上がっている。

チェルシーにとってはエンクンクの負傷は痛手だが、ムドリクの復調は新シーズンに向けていい兆しだ。