中村倫也が主演を務める木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木夜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第3話8月3日(木)に放送される。第3話の放送に先駆け、先行カットと予告動画が公開された。

【写真】イケメンがすぎる…片手でホースを担ぐ太郎(中村倫也)

■「ハヤブサ消防団」とはどんなドラマ?

同ドラマは、池井戸潤の同名小説を実写化。山あいの小さな集落で不可解な連続放火と殺人事件が巻き起こる戦慄の“田園ミステリー”。スランプ気味の作家・太郎(中村)は、亡き父の故郷に移住することを決意する。

中村が演じる太郎は30歳でミステリ作家の登竜門といわれる“明智小五郎賞”を受賞し、“横溝正史の再来”ともてはやされたものの、2作目以降は出版の度に初版の部数を削られて鳴かず飛ばず。生き残りをかけて新作連載中の新進作家。

ヒロインは中村と13年ぶりの共演となる川口春奈。川口は、主人公のミステリ作家・三馬太郎より少し前に、東京からハヤブサ地区に移住してきた映像ディレクター・立木彩を演じる。

■満島真之介、古川雄大ら豪華出演者が集結

さらに豪華キャストが集結し、ドラマを盛り上げていく。太郎が移住することになった、“ハヤブサ地区”の消防団のメンバーとして、満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん生瀬勝久が出演。

また、古川雄大は、ハヤブサ地区に出入りする怪しげなソーラーパネル営業スタッフ・真鍋明光を怪しげに熱演。一方、山本耕史は、太郎の担当編集者でありながら、ハヤブサで起きた怪事件に何かと首を突っ込み、仕入れた情報により、大きく局面が動くなどのキーパーソンのような役割を果たす中山田洋を演じる。

■太郎はある女性を調べ始める…第3話の気になるあらすじ

ハヤブサ地区の町おこし動画用シナリオを書き上げたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は、映像ディレクター・立木彩(川口春奈)との打ち合わせに赴く。以前のそっけなさは消え、はつらつと企画を進める彩との会話に心地よさすら感じる太郎だったが、彩は“大事なこと”を太郎に隠していていた。

そんな中、太郎は亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質の雰囲気を漂わせる、美しい女性(小林涼子)のポートレートを見つける。シャクナゲの花を手に、穏やかにほほ笑む彼女はいったい何者なのか、気になった太郎は謎の女性の素性を調べ始める。

その矢先、東京から担当編集者の中山田洋(山本耕史)が訪ねてきた。太郎の陣中見舞いというのは名目で、ハヤブサでゴルフや釣りを楽しむのが目的らしい。中山田は消防団のメンバーとも居酒屋で顔を合わせ、すっかり意気投合する。

しかし翌日、山奥の渓流まで釣りに出掛けた太郎と中山田は、帰ろうとして道に迷ってしまう。その山は、かつてハヤブサで自ら命を絶った女性の幽霊が出るといわれており、周囲がどんどん暗くなる中、2人は追い詰められる。

そして、消防団メンバーを震撼させる最悪の事件が発生する。

■太郎らのピンチに心配の声「どうか無事でいて」

公式ホームページの予告動画では、太郎(中村倫也)と真鍋(古川雄大)が対峙(たいじ)するようなシーンや「飛び降り自殺した女がいたんやって」と語る宮原(橋本じゅん)の姿などが公開されている。

また、あらすじにもあるように、太郎が写真に写っている異質の雰囲気を漂わせる、美しい女性(小林涼子)を気に掛ける描写が。そんな太郎に太郎の編集担当である中山田洋(山本耕史)が投げ掛けた「この女性の正体調べてみませんか?」という言葉を放った後、予告動画のシーンが変わり、二人が道に迷っているかのようなシーンも公開。

二人に訪れたピンチを見た視聴者からは、「怪しい…!」「フラグじゃないよね?!」「どうか無事でいて」と太郎と中山田を心配しつつも、「ハラハラドキドキが止まらん」「展開が読めない…!」「面白すぎるんだよな」と今後のストーリーや展開を楽しむ声が寄せられた。

さらに、予告動画には「火事や!賢作(生瀬勝久)さんの家や!」という勘介(満島真之介)の姿や太郎が目を見開き、「うわあああああ!!!」と大声で叫ぶシーンなどもあり、「まだ第3話なんですが…!」「ミステリーとしていいテンポ」「放送が待ち切れません」「気になってそわそわする」と放送前から期待の声が上がった。

中村倫也“太郎”と中山田(山本耕史)がピンチに陥る/(C)テレビ朝日