3日、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で「ゴチ番外編」が放送され、異例の結果に批判の声が集まっている。
 
 同企画は、「グルメチキンレース・ゴチになります!」の特別企画。通常の「ゴチ」は、高級料理を注文しその金額を予想、あらかじめ伝えられた設定金額に一番遠かった人が、全員の食事代を自腹で払うという同番組の看板コーナーだ。

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 今回は、ゴチ30年目を記念して「自腹は誰た? 南国石垣島で大物マグロ釣りゴチ」と題し、大型ロケ企画として出演者がマグロ釣りに挑戦。同番組で過去最高の62kg以上のマグロを釣った人には100万円が贈呈され、一番小さいマグロを釣った人は、前日に行われた出演者とスタッフの“前夜祭”飲食代を自腹で支払う、というのが今回のルールだ。その総額は21万500円と、通常のゴチよりも高い金額となった。

 バトルに挑んだのは、釣り経験者・ナインティナイン矢部浩之岡村隆史あばれる君市原隼人の4名と、釣り初心者のSixTONES田中樹、元乃木坂46松村沙友理の2人を加えた6名。結果は、それぞれが釣った中から一番大きいマグロをピックアップし、その重さで争う。

 結果発表前には、このロケがはじめての釣りだという松村も「なかなか楽しめて、これはなんかいいんじゃないかな」と自信のある様子。そして発表された順位は、1位が岡村の10.9kg、2位が市原の9.4kg、3位が田中の5.4kg、4位が矢部の2.1kg、5位があばれる君の2.0kg、ビリの松村は1匹も釣れていなかった。はじめての釣りということで特別に電動リールを使用していたが、残念な結果に終わったようだ。

 物議となったのはその後、ゴチ恒例のお支払いのシーンだ。いつものルールであれば、松村が21万500円を自腹で支払いとなるが、今回はゴチ番外編で松村が初心者のため「半額の10万250円は番組でお支払いしようかなと思うのですが、みなさんいかがですか?」と、仕切りの日本テレビ辻岡義堂アナウンサーから提案された。これに反対するメンバーはおらず、結局松村の支払額は半額となった。

 この異例の処置に、SNSには「ずるくない?」「半額なんてありなの」「は? 甘くて草」「芸人さんとかだと全額だったんじゃない? ルール上面白くなくなるね そもそも初心者をセッティングしたのが番組側の問題か」「はぁ? 初心者だから? アイドルだから? かわいそうだから? いやいや、意味わからんて そこは全額払わせろや」などの声が相次いでいた。

 半額支払いの提案に矢部が「いやいやそれは反対ですって言ったら炎上するでしょ」と言っていたが、異例の特別待遇も視聴者の批判を浴びてしまったようだ。
松村沙友理