「じゃ、ママ。診察室Dへ」「……マ、ママぁーー⁇!!️」フレディ・マーキュリーのように、私は心の中で絶叫した――都会生まれ、都会育ち。健康で仕事も順調だった私が、ままならない体の妊婦になって見えてきたのは、強者の基準で設計された社会のシステムだった。

■出生前診断? 母乳? 無痛? 保活? 性別問題? 助産院?

35歳、明らかに“ママタイプ”ではない私に芽生えたのは「子どもを持ちたい」という欲望だった。このとき、夫45歳。子どもができるか、できたとしても無事に産めるか、産んだとしてもリタイアできないマラソンのような子育てを夫婦で走りきれるのか。それどころか、子どもが大きくなったとき、この社会は、いや地球全体は大丈夫なのか? 絶え間ない不安がつきまとうなかで、それでも子どもをつくると決めてからの一部始終を書く妊娠出産エッセイ。

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■読者の声

「明らかに僕のための本(略)一冊を親友に、もう一冊を妻の親友の夫に贈った」

「本当に人それぞれ。でも、みんな偉いし、みんな正しい」

「爆笑しながら読みつつも、ご本人の気持ちの揺れに共感したり涙したりしました」

「とても面白く、最後は読んでいて涙が出た」

「多くの人に勇気を与える内容だと思う。子供を産む人も産まない人も、つまり全人類が読むべき!」

「どちらかというと夫氏側のような心持ちで読み進めて、産まれる時はつい祈って、泣いてしまった」


■メディア掲載履歴

withnews(ウィズニュース)、ニューズウィーク日本版オフィシャルサイト、FRaU、OTEMOTO、他
※今後も続々、掲載が決定しています

■著者:小野美由紀(おの・みゆき

作家。1985年、東京生まれ。ウェブメディア・紙媒体の両方で精力的に執筆を続けながら、SFプロトタイパーとしてさまざまな企業と協業しSF作品を執筆している。

著書に『路地裏ウォンビン』(U-NEXT)、noteの全文公開が20万PVを獲得した恋愛SF小説『ピュア』(早川書房)、銭湯を舞台にした青春小説『メゾン刻の湯』(ポプラ社)、『人生に疲れたらスペイン巡礼』(光文社)、『傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』(幻冬舎文庫)、絵本『ひかりりゅう』(絵本塾出版)など。著書は韓国やイタリア、台湾などさまざまな国で翻訳されている。

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わっしょい!妊婦』

小野美由紀 著

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