8月26日(土)、27日(日)に放送される「24時間テレビ46」(日本テレビ系)にてメインパーソナリティーを務めるなにわ男子が、8月3日に囲み取材に応じた。なにわ男子は、同番組の参加企画についての意気込みや抱負を語った他、読売テレビのスペシャルサポーターを務めるAぇ!groupや、過去にメインパーソナリティーを務めたKing & Princeとのエピソードを明かした。

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2023年の「24時間テレビ」のテーマは、「明日のために、今日つながろう。」。メインパーソナリティーになにわ男子、チャリティーパーティーに芦田愛菜有働由美子小泉孝太郎が決定している。

■なにわ男子、車いすの少年とウォーターパフォーマンスに挑む

番組のオープニングを飾るのは、なにわ男子のメンバー全員が参加する「なにわ男子と車いすの少年が挑むウォーターパフォーマンス」。2歳の頃に小児がんを発症し、脊髄を損傷。腹部より下が麻痺し、車いす生活を送る小学5年生の山田龍芽くんと共に、音楽に乗せて水中でパフォーマンスを披露する。さらに、この企画には、映画「ウォーターボーイズ」(2001年)のモデルとなった埼玉県立川越高校水泳部も参加。ウォーターパフォーマンスの元祖となった彼らと共に披露するパフォーマンスに、注目が集まる。

■大橋和也「僕が泳げなくて犬かきになっていたら…」

今回の挑戦にあたり、大西流星は「なにわ男子の中でも泳ぎが得意なメンバーと苦手なメンバーがいて、僕はその苦手なメンバーなんですけど、まず25mをみんなで泳いでみることから始めました。初めての練習の日に龍芽くんともお会いしたのですが、龍芽くんは水泳が大好きで、大会の賞をとるほど。僕たちがサポートするというより、逆に勇気づけられて、泳ぎ方を教えてもらったり、僕たちがサポートしたり、お互い支え合いながら練習できている状態です。川越高校の生徒さんも加わってみんなで演技をつくる中で、だんだんパフォーマンスが完成していってるのがすごくワクワクして、めちゃくちゃ楽しいです」とコメント。

長尾謙杜は「絶賛練習中なのですが、普段から泳いでいるわけではないので、みんな慣れないところから始めています。龍芽くんがめちゃくちゃいい子で、空いている時間に一緒に遊んだり、『休憩せずに泳ごうよ!』って言ってきてくれたり。それくらい仲良くなってきているので、オープニングからいいパフォーマンスをして、『24時間テレビ』のいいスタートを切りたいです」と意気込んだ。

また、大橋和也は「龍芽くんと一緒にいる時間が長くて、スタッフの方々からは『(龍芽くんを)支えて』という話だったのですが、逆に支えてもらってます。僕が泳げなくて犬かきになっていたら、それを見た龍芽くんが手取り足取り教えてくれて、今はクロールができるようになりました。僕たちの中で龍芽くんの存在が大きくなっていて、一緒に遊んだり、ゲームの約束をしたり、僕たちが元気をもらって笑顔になっています。そういう笑顔のつながりってすごくいいなと感じます。皆さんに見ていただく時に、『なにわ男子、龍芽くん、川越高校、みんなの若さってすごいねんな!』って思ってもらえたり、楽しんでもらえたりするようなウォーターパフォーマンスにできればと思います」と述べた。

■西畑大吾&道枝駿佑がダーツの旅へ「元気と勇気をもらった」

さらに、同番組恒例の企画として、西畑大吾と道枝駿佑が「日本列島ダーツの旅的 全国1億人インタビュー」に挑戦。今年のテーマ「明日のために、今日つながろう。」にちなみ、北海道むかわ町の人々に「明日のために今やっていることは?」をインタビューする。

西畑は、同企画のロケについて「町の皆さんはご年配の方もものすごく元気で、むしろこちら側が元気と勇気をもらいました。みなさんやさしくて、素のままでいられる楽しいロケでした」と笑顔を見せる。

続けて道枝も「皆さんの温かさに触れて、僕たちがもっとフレッシュに頑張らないと!と、とても勇気をもらいました。一緒にブロッコリーを収穫させていただいたり、すごく楽しいロケになりました。このロケを通して皆さんの背中を押すことができればいいなと思います」と振り返った。

■高橋恭平、イッテQメンバーと挑む琵琶湖横断に熱意

そして、高橋恭平は「イッテQ!遠泳部 琵琶湖横断6時間チャレンジ」に挑戦。「イッテQ!遠泳部」メンバーの内村光良宮川大輔、ロッチ・中岡創一、みやぞんガンバレルーヤに加えて、今回特別入部が決まった村山輝星、藤井貴彦アナウンサーと共に、日本最大の湖・琵琶湖を泳いで横断する遠泳リレーに挑む。直線距離約16kmをリレー形式でつなぎ、制限時間6時間以内のゴールを目指す。

この企画に、高橋は「イッテQメンバーの方と合宿させていただき、暑い中、皆さんと練習しました。僕は人見知りなので、仲を深めるのも緊張していたんですけど、宮川大輔さんが皆をまとめてくださって、いい空気感で練習させていただきました。過酷な企画ですが、イッテQメンバーや藤井貴彦さん、輝星ちゃんと乗り越えるのが楽しみです。内村(光良)さんから熱いメッセージもいただいて、うれしかったです。本番は時間内にゴールできればいいなと思っています」とイッテQメンバーとの交流を明かし、やる気をみなぎらせた。

■道枝駿佑、SPドラマ撮影では「芳根京子さんから冷たいタオルを…」

そして、スペシャルドラマ「虹色のチョーク 知的障がい者と歩んだ町工場のキセキ」では、チョーク会社社長の息子役として、道枝が主演を務める。

同ドラマについて、道枝は「毎日暑い中、順調に撮影は続いています。共演の芳根京子さんから、差し入れで冷たいタオルをいただいたり、暑さ対策をして撮影に臨んでいます。この物語は、最初は未熟な主人公が障がい者の方々とコミュニケーションをとることによって、考え方や価値観が変わり成長していくという物語となっていますので、すごく温かくて、くすっと笑えるようなところもありますし、しっかりと心をつかまれるようなぐっとくるようなシーンもあります。皆さんに穏やかな気持ちで見ていただけるとうれしいです。クランクアップまで頑張りたいと思います!」と撮影現場でのエピソードを語った。

■「この夏を乗り越えたら僕たち自身ももっと大人になれるのかな」

また、なにわ男子は、2019年に読売テレビのスペシャルサポーターとして「24時間テレビ」に参加。当時と比べて、現在の心境を聞かれると、大西は「僕たちが大阪でやっていたときは嵐さんがメインパーソナリティーだったので、櫻井(翔)くんとかが着てるTシャツの着こなし方をまねしていました。そして今年、その立ち位置を僕たちがやることになって、ちょっとプレッシャーもありますが、この夏を乗り越えたら僕たち自身ももっと大人になれるのかな、と感じています。それくらいすごく濃い夏になっているので、この先のことも考えながら、このひと山を越えるためにみんなで力を合わせて頑張りたいなと思います」と語った。

■Aぇ! groupとの円陣&キンプリからのアドバイスを明かす

そんな読売テレビのスペシャルサポーターに、今年はAぇ! groupが就任。これについて、藤原丈一郎は「今回どういった形で掛け合いをするのかとか大まかなことは決まっていないのですが、先日僕たちのライブを見に来てくれたときに、『一緒に24時間テレビを盛り上げようね』っていう話をしました。そして、実はみんなで『やるぞー!』みたいな円陣を組みました(笑)」と、Aぇ! groupとの仲の良さがうかがえるエピソードを披露。

続けて、「それがどういう形で反映されるかは分からないのですが、同じ関西Jr.として一緒に頑張ってきた仲間と一緒に『24時間テレビ』に携わることができるのは、すごくうれしいです。あと、美 少年も携わるということなので、みんなで盛り上げることができたらいいなと思っています」と思いを述べた。

さらに、メインパーソナリティーを担当するにあたり、ジャニーズ事務所の先輩から何かアドバイスをもらったかという質問も。これに対し、長尾は「『キントレ』という永瀬廉くんと高橋海人くんの番組に出させていただいたときに、お二人から『本当に大変だから、ちょっと前にめっちゃ寝て頑張ってね』というアドバイスをいただきました」と明かした。

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」

なにわ男子、車いすの少年とウォーターパフォーマンスに挑む(事前練習での写真)/(C)日テレ