大相撲の夏巡業が3日、茨城県龍ケ崎市で行われた。同巡業は、吉本興業が初めて巡業を主催し、土俵入り後に同社の岡本昭彦社長が土俵下からあいさつも行った。

 ​>>全ての画像を見る<<​​​

 大相撲名古屋場所後に実施された大相撲の夏巡業は、今年は18日間の日程で開催される。昨年、コロナ禍よる中止から再開され、今年は東北や北海道などでも開催が決定している。茨城県龍ケ崎市でのこの日の巡業も市制70周年記念の事業として行われた。同県阿見町に部屋を構える二所ノ関部屋の力士たちが全員参加していることも話題だ。

 吉本興業大相撲巡業主催は、同社が2011年から全国47都道府県で取り組んでいる「あなたの街に住みますプロジェクト」が好評で、今回もその一環として行われた。

 岡本社長は集まった地元ファンの前で、「地元の子どもたちに夢を与えられるイベントになれば」と語り、会場の拍手を浴びた。

(取材・文:名鹿祥史)

岡本昭彦社長