インド映画『PATHAAN／パターン』より、決死の表情で敵と戦う主人公パターン（シャー・ルク・カーン）の姿を映し出す予告編が、場面写真とともに解禁された。また、「ミッション：インポッシブル」シリーズや『トップガン マーヴェリック』を手がけたアクション監督のケイシー・オニールが本作に参加していることも明かされた。
【動画】シャー・ルク・カーンが血だらけになりながらもキメ顔を貫く！ 映画『PATHAAN／パターン』本予告
本作はシャー・ルク・カーンの4年ぶりの主演作となるスパイ・アクション。興収10億ルピー（約18億円）を稼げばヒットと言われるインド映画界で、初日だけで10億6000万ルピーを稼ぎ出した。その後も興収は伸び続け、2023年のNo.1、そして日本でも大ヒットした『ＲＲＲ』などに続くインド映画世界興収歴代5位を記録した。
インド政府がカシミール地方の自治権をはく奪したことで、怒ったパキスタンの将軍カーディルはインドに報復するため、元インド軍のジムと手を組みテロ攻撃を企てる。インド諜報機関所属のパターンは、ジムが計画する生物兵器での攻撃を阻止するために、テロ組織と対決へ向かう。そしてデリー上空を飛行中の飛行機に生物兵器が仕掛けられたことを知る。残された時間はわずか6分。この絶体絶命の状況で、パターンは母国を救うことができるのか？
シャー・ルク・カーンが演じるインド諜報機関RAW所属のパターンは、30年のキャリアがあるベテランだが、現在も危険な最前線の任務に就いている。また、『タイガー 伝説のスパイ』でサルマーン・カーンが演じた「タイガー」は同僚のエージェントというファンにはたまらない設定になっている。ヒロインのルバイをディーピカー・パードゥコーンが演じ、大胆な水着姿を披露。「腰の動きがセクシーすぎる」という非難が一部から巻き起こったほどの魅力的なダンスで観客の心をつかむ。監督は『WAR ウォー!!』のシッダールト・アーナンドが務め、ドバイ、アフガニスタン、トルコ、イタリア、フランスなど世界中で撮影を行い、この壮大なスパイ映画を作り上げた。
予告編でインド諜報機関所属のパターン（シャー・ルク・カーン）は、インドを標的に大規模なテロを企てた元インド軍ジムの攻撃を阻止するため、全身全霊をかけテロリストに立ち向かっていく。鉄道での攻防戦、度肝を抜くアクション、火が燃え盛る中からの脱出、空中戦など、大迫力のシーンが盛りだくさんの映像となっている。
シッダールト・アーナンド監督は、トム・クルーズと大きなつながりがあるアクション監督のケイシー・オニールが本作に参加していることを明かした。
エミー賞にノミネートされた経験のあるケイシー・オニールは、ハリウッドで最も素晴らしいアクション監督として知られている。さらに、トム・クルーズが危険なアクションに挑んだ『アウトロー』をはじめ「ミッション：インポッシブル」シリーズや『トップガン マーヴェリック』を手がけており、マーベル・スタジオやスティーヴン・スピルバーグの作品に参加している。
監督は「ケイシー・オニールは、この作品に豊かな経験をもたらしてくれた。そして、彼がハリウッドで携わってきたものと同じような、手に汗握る作品を作りたいというぼくの考えをすぐに形にしてくれた。ケイシー・オニールが本作で作りあげたものにはただただ驚かされるよ」と話し、「彼が作りあげたあっと驚くアクションを見たいならぜひ劇場に足を運んでほしい！」と、ファンへメッセージを送っている。
映画『PATHAAN／パターン』は、9月1日より全国公開。
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