バーンリーは4日、モロッコ代表FWアナス・ザルリ(22)との契約延長を発表した。新契約は5年間となる。

ヘレンやズルテ・ワレヘムの下部組織で育ったザルリは、2019年7月にロンメルに加入しプロキャリアをスタートさせた。

2021年1月にはシャルルロワに完全移籍し、MF森岡亮太とチームメイトに。そのままロンメルへとレンタル移籍したが、2021-22シーズンはジュピラー・プロ・リーグで38試合5ゴール1アシストを記録。2022年夏にバーンリーへと完全移籍で加入した。

初のイングランドでのプレーとなった中、チャンピオンシップ(イングランド2部)では34試合に出場し6ゴール6アシスト。左ウイングを主戦場に、チームのプレミアリーグ昇格に貢献していた。

また、世代別はベルギー代表でプレーしていたが、A代表はモロッコを選択。カタールワールドカップ(W杯)もモロッコ代表として出場し、3位決定戦のクロアチア代表戦にのみ出場。その後も代表に招集されここまで4試合プレーしている。

新たに5年の契約にサインしたザルリはクラブを通じてコメントしている。

「今、契約を延長できることは本当に前向きで、本当にうれしい」

「昨シーズンは僕にとって、そしてここにいる僕たち全員にとって、これまでで最高のシーズンだった。選手、スタッフ、そして僕たち全員が成功するために協力する素晴らしいグループだ」

「これから始まる今シーズンに本当に興奮している。どの試合も僕たちにとっては大きな意味を持つ。ターフムーアのファンに会えなくて本当に寂しかったけど、1週間後にはみんなに会えるよ」