本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)一回戦第四局福岡大会は2年ぶり8回目出場の広瀬章人八段と3年連続6回目出場の糸谷哲郎八段の戦い。公開対局として、事前抽選で当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」の参加者等の目の前で対局が繰り広げられる。またその模様は15時10分からABEMAでも生中継される。一回戦第四局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/AFQZbtLHWHPEzs

■対局のみどころ

両者の対戦成績は、21戦して広瀬八段の16勝5敗。戦型は、最初の4局は広瀬八段が中飛車や四間飛車と振飛車を採用したが、その後広瀬八段が居飛車党に転向してからは、糸谷八段が後手向かい飛車を1回採用しただけで残り16局はすべて相居飛車の将棋となっている。うち角換わりが11局、先手広瀬八段の矢倉模様が2局、雁木が2局、横歩取りが1局。角換わりの内容は、先手早繰り銀が9局と圧倒的に多く、相腰掛け銀が2局。どちらが先後になっても両者申し合わせたかのように早繰り銀を採用しているのが目立っていることから、角換わり、その中でも早繰り銀になる公算が高いと思われる。両者の「JT杯」での対戦は初めて。持ち時間の短い早指し棋戦での対戦は2局で、こちらは1勝1敗の五分。両者は奨励会同期、お互い竜王のビッグタイトルを獲得したことがあるなど共通点も多い。糸谷八段がどこかで定跡から外れる工夫を見せ、それに対し広瀬八段がどう迎え撃つのか。序盤からスリリングな駆け引きが展開される注目の一戦だ。

■注目の対局を盛り上げるのはこの3人

大盤解説は、「JT杯」3回の準優勝経験がある深浦康市九段。将棋ファンの間ではご存知「地球代表」。藤井聡太JT杯覇者や羽生善治九段などの人間離れした「宇宙人」から地球の防衛を任されているという設定だ。 その卓越した防衛力と強靭な受けの棋風で解説者としても各棋戦で引っ張りだこである。「地球代表」が元竜王対決をどう斬るか楽しみだ。

(写真)左から 解説/深浦康市 九段 聞き手/室谷由紀 女流三段 読み上げ/小高 佐季子 女流初段

■「JTプロ公式戦」トーナメント

※タイトル・段位は2023年8月4日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)

こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。

ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。

JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。

■大会名義

主  催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)

後  援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等

協  賛/ JT、テーブルマーク 

■大会情報

大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html

「JT杯」公式Twitter https://twitter.com/jt_shogi

お問合せ

「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290 E-mail/info@jt-shogi.jp

〒104-6038東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟(株)I&S BBDO内

※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。

配信元企業:公益社団法人日本将棋連盟

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