お盆休みに関東近郊へ旅行に出かける人も多いだろう。そこで、関東でお盆休みに訪れたいスポットを紹介する。家族で楽しめるものから癒やしが得られるものまで、さまざまなおすすめスポットを厳選した。関東に住んでいる人でも日帰りで行ける場所もあるため、参考にしてほしい。

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●家族で楽しめるスポット3選



 まずは、家族で楽しめるスポットを紹介したい。アンデルセン童話やムーミンの世界を再現した公園やテーマパーク、動物たちとふれあえる牧場など、どのスポットも大人も子どもも満喫できるものばかりだ。まだまだ暑い時期だけに、大人も子どもも熱中症対策だけはしっかりしておこう。

ふなばしアンデルセン公園

 「ふなばしアンデルセン公園」は、千葉県船橋市にある自然公園だ。東京ドーム8個分の広い敷地には、アンデルセンが生まれ育ったデンマークの田園風景や童話の世界が再現されている。

 園内には北欧の建物や花壇などのほか、アスレチックや水遊び場、ポニーの乗馬体験など大人も子どもも楽しめる施設が充実。入園料以外は多くのアトラクションが無料であったり、安価で利用できたりするため、家族みんなで思いっきり楽しめるだろう。

ムーミンバレーパーク

 「ムーミンバレーパーク」は埼玉県飯能市にある、ムーミンの物語をモチーフにしたテーマパーク。園内にはムーミン一家の暮らすムーミン屋敷やスナフキンテントムーミンパパの作った水浴び小屋のほか、ムーミン谷の食堂など、子どもと楽しめる施設が盛りだくさんだ。

 ムーミンバレーパークと提携しているホテルもあるため、子どもが遊び疲れても大丈夫。宿泊プランを申し込んでおけば、ムーミンの物語の世界観をホテルでも満喫できるだろう。

マザー牧場

 牛や羊、アルパカといった動物たちとふれあえるのが、千葉県富津市にある「マザー牧場」だ。園内では季節ごとに美しい花々を楽しめるほか、遊園地や季節の果物の味覚狩り、ジャム作りの体験教室といったさまざまな施設がそろっている。

 広大な敷地にはグランピング施設やキャンプ場も併設してあるため、マザー牧場を1日中堪能できるだろう。


●海外旅行気分を味わえるスポット



 日本にいながら海外旅行気分を味わえるスポットも紹介したい。

ジョンソンタウン

 埼玉県入間市に位置する「ジョンソンタウン」は、米軍ハウスと呼ばれる平屋のアメリカン古民家と平成ハウスと呼ばれる現代的低層新築住宅が点在している住宅街だ。アメリカの郊外の街並みをイメージさせる自然豊かな街で、カフェや雑貨屋などの店があるが、どれもアメリカンテイストになっている。美しい街並みを見ていると、都会の喧騒を忘れさせてくれることだろう。

アジアンオールドバザール

 「アジアンオールドバザール」は、インドネシアネパールベトナム・バリなど東南アジア南アジアの雑貨店やレストランが軒を連ねるスポットだ。避暑地としても有名な栃木県那須高原にあるため、お盆休みに涼を取りつつアジアン旅行気分を味わってみてはいかがだろうか。


●自然を満喫できるスポット



 普段、仕事で忙しく自然とふれあえていないのならば、自然豊かなスポットで癒やされてみてはいかがだろうか。

四万温泉

 群馬県にある四万温泉は、四万(よんまん)の病を癒やす霊泉ともいわれる温泉地だ。なかでも有名なのが温泉宿・積善館で、300年以上前から営業している。現存する日本最古の木造湯宿建築とされており、スタジオジブリの映画「千と千尋の神隠し」に登場する、湯屋「油屋」のモデルの一つとしても知られている。

 また、四万温泉に来たらぜひみてほしいのが、コバルトブルーにきらめく川面を持つ四万川。四万ブルーともいわれる色は幻想的で、心から癒やされること間違いなしだ。

奥多摩

 東京都西多摩郡に位置する奥多摩も、自然豊かな観光スポットだ。スポットとしては、関東有数の規模を誇る「日原鍾乳洞」や四季折々の景観が楽しめる「奥多摩湖」などがおすすめ。

 自然を満喫できるアクティビティとして人気なのが、ラフティングやカヌー・カヤック体験だ。キャンプ場もあるため、子どもと一緒に夏休みの思い出作りをしてみてはいかがだろうか。


●スポット巡りでお盆休みを満喫しよう



 関東のスポットを訪れて、家族で楽しむもよし、自然に癒やされるもよし、自分たちらしいスポットを訪れて、充実したお盆休みを過ごしてほしい。
お盆休みに訪れたい関東スポットは?