HKT488月6日、世界最大のアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」(8月4~6日、お台場・青海周辺エリア)のHOT STAGEに登場。ヒットソング「メロンジュース」など、夏フェスらしいアップチューン満載で走りきった。

【写真】アクロバット成功で思わず泣いちゃった13歳の研究生・生野莉奈

■フレッシュな研究生も参加!

この日のステージには秋吉優花、石橋颯、市村愛里、今村麻莉愛、運上弘菜、小田彩加、堺萌香、武田智加、竹本くるみ、地頭江音々、豊永阿紀、松岡はな、最上奈那華、生野莉奈、井澤美優、石松結菜の16人が登場。1曲目にふさわしい「早送りカレンダー」でスタートし、パフォーマンスの途中では8月3日に13歳になったばかりの研究生・生野が難しいアクロバットを成功させ会場を沸かせた。初めて成功したということで、楽曲中にもかかわらず思わず泣いてしまい、先輩たちが優しくフォロー。それでも曲の終わりにはセンターで笑顔を見せ、ダブルピースするなど、大物感すら漂わせるTIFデビューとなった。

最高の夏にするぞー!」と笑顔であおる松岡の合図とともに、続いて2曲目「最高かよ」を披露。声出し解禁のTIFということもあってか、雨も吹き飛ばすような元気のいいコールが会場に響きわたる。

MCでは2013年に開催されたTIFで、当時12歳にして初出演を果たしたという秋吉が、今回初出演となる研究生の生野と石松を紹介。現在、小学6年生の11歳でグループ最年少・石松は「初めてのTIFで緊張していますが、一生懸命に頑張ります!」とフレッシュさあふれる意気込みを語り、観客をメロメロに。

その後、「君はもっとできる」「クラクションで I love you !」「メロンジュース」「12秒」「ビーサンはなぜなくなるのか?」「大人列車」の6曲をほぼノンストップで歌い上げ、パワフルなパフォーマンスで盛り上げた。

フルスロットルで駆け抜けたライブ終わりのステージ上からは虹が見えるうれしいハプニングも起き、メンバー全員はとびっきりの笑顔でステージを後にした。

■4年ぶりに歓声&ジャンプが解禁

TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」は、お台場で開催される世界最大のアイドルフェス。アイドル戦国時代と称され、アイドルブームが再燃し始めた2010年に、日本初の“アイドルに特化した大規模同時多発的音楽フェス”として、東京・品川でスタートした。

新型コロナウイルスの影響により、2020年は初のフルオンラインフェス、2021年は一部ステージを有観客にしてリアルとオンラインのハイブリッド型で、2022年は3年ぶりに会場全体を有観客にして開催。そして、2023年は4年ぶりに観客による歓声、ジャンプも解禁され、3日間でお台場に約7万500人が来場した。

◆取材・文=伊藤鈴輝

HKT48(TIF三日目、HOT STAGE)セットリスト

TOKYO IDOL FESTIVAL 2023」

8月6日(日)◇お台場・青海周辺エリア

01.早送りカレンダー

02.最高かよ

03.君はもっとできる

04.クラクションでI love you !

05.メロンジュース

06.12秒

07.ビーサンはなぜなくなるのか?

08.大人列車

HKT48が「TIF2023」に出演/撮影=大野代樹