アトレティコ・マドリードスペイン代表DFセサル・アスピリクエタが、新シーズンに向けた意気込みを語った。6日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 今夏の移籍市場で長年在籍したチェルシーからアトレティコ・マドリードに加入したアスピリクエタ。先月下旬に行われたKリーグ選抜戦でのデビューを皮切りに、マンチェスター・C戦、レアル・ソシエダ戦、セビージャ戦とプレシーズンマッチ4試合に出場し、右サイドで存在感を示した。

 6日のセビージャ戦(0-0)を以てプレシーズンマッチの全4試合を終えたアトレティコ・マドリード。新シーズンに向けたチーム状態について、アスピリクエタは「異なる特徴を持つ相手との対戦。経験豊富なチーム、チャンピオンズリーグ王者、ラ・リーガ4位のチーム、ヨーロッパリーグ王者…。4つのチームを相手に重要なテストを受けてきた。最高のコンディションで自分たちを準備するというのは、こういうことなんだ」と良い手応えを掴んでいるようだ。

 いよいよ、新シーズン開幕まで1週間を切った。自身にとって、13年ぶりとなるラ・リーガの戦いを前に同選手は「チェルシーのようなクラブに長くいた後では、全てが新しい経験。目標達成に貢献したいという熱意と野心を持って(アトレティコ・マドリードに)到着した」と意気込みを語っている。

 2020-21シーズン以来のリーグ制覇を目指すアトレティコ・マドリードは、16日にラ・リーガ開幕節でグラナダと対戦する。

アスピリクエタが13年ぶりのラ・リーガへ [写真]=Getty Images