武井壮

7日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、武井壮日本大学アメリカンフットボール部員による違法薬物事件について持論を展開した。


■日本大学の対応に批判?

番組は日本大学アメリカンフットボール部の部員が違法薬物を所持していたとして逮捕された事件で、「大学側の対応に疑問の声が上がっている」と取り上げる。

大学が寮を捜索し違法薬物を発見したものの、警視庁に連絡したのは12日後だったとのこと。捜査関係者の話として、「覚醒剤を使用してから数日から10日経過すると、尿検査でも陽性反応がでない」と対応が遅れた問題点を指摘しているのだと紹介された。


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■武井が持論を展開

武井は「こういうニュースがあるたびに学校が発表を渋るというのは、ニュースが出て評判が悪くなるとか、責任を誰が取るのかみたいなところをやっぱりできれば表沙汰にしたくないって思いだと思う」と指摘する。

そして「薬物ってなると、過激な感じに聞こえる。センセーショナルに聞こえるからイメージが悪くなることを危惧したり、役職についている人たちが責任を取らされたらどうしようみたいなこととかね、いろんなことが考えられると思うんですよ。これを渋る理由としては」と話した。


■学校側への責任追及を疑問視

さらに武井は「僕は今度過度に学校だったりとか、指導者だったりとかに責任追及する必要はないと思っていて」とコメント。

その理由については「ただの不法行為を学生がしたっていうだけの話で、それを普通に処罰すればいいわけで。学生の私生活だって寮とかがあるけれども、そこまでって完全に立ち入ることができるわけないじゃないじゃないですか。 しかもそれを指導者が知るよしなんてほぼないんですよ」と指摘した。

■起こした主体の処罰を訴え

武井は続けて「ただでさえ怒られたくない学生さんが違法行為をやってるようなことを監督やコーチにバレるようにやるわけがないから」とコメント。

そして「要はこんなことが起きたら退学もしくは退部というような厳正な処置をとって、関係を切り離すという形をしっかり取れるようにしておかないと。いつまで経ったってもこうやって隠すだろうし」と話す。

続けて「だからこんなことがうやむやになっちゃったりとか 暴力問題とかもそうだし、指導者の問題もそうだしっていうのでやっぱり起こした主体をしっかりと処罰するっていうことをもうちょっとしっかりとやってったらいいんじゃないかなって、ただたんに思うんですよ」とコメントした。


■当事者の問題?

最後に武井は「なにが問題とか、大学の問題なのとかっていうより、ただたんに違法薬物を所持していた人間の問題だと僕は思います」と話した。

日本大学林真理子理事長が8日、一連の問題について記者会見を開き、説明する予定となっている。

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

武井壮、日大アメフト部事件で“大学側の責任追及”を疑問視 「普通に処罰を…」