花巻東高等学校

8日、「夏の甲子園」こと「第105回全国高校野球選手権大会」の3日目が行われ、第1試合で岩手・花巻東高校と山口・宇部鴻城高校が対戦。花巻東の佐々木麟太郎選手にSNSでも注目が集まった。


■3安打猛打賞

佐々木選手は高校通算本塁打記録となる140本塁打を持ち、今大会最大の注目選手として話題に。この日は3番・1塁で先発出場すると、初回、2死走者なしで登場した第1打席では、同校OBである大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)の、北海道日本ハムファイターズ時代の応援歌に乗せ、三遊間へ抜ける痛烈な打球で甲子園初ヒットをマークした。

4回無死2塁のチャンスとなった第2打席は、レフトへのタイムリーヒットで先制点をもたらす。5回2死2塁の第3打席は申告故意死球で出塁。7回の2死1塁の第4打席ではフルカウントまで粘り、3塁強襲の内野安打を放ち、3安打の猛打賞となった。試合は4−1で花巻東が初戦を突破した。


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■「大谷さんの応援歌が!」

SNSでは「佐々木麟太郎」「大谷の応援歌」がトレンドワード入り。野球ファンからは「佐々木麟太郎くんの打席で大谷の応援歌流れるんアツい」「佐々木麟太郎くんの打席で大谷さんの応援歌が聞こえる!」「佐々木麟太郎のとき、大谷の応援歌、もう泣いてる」といったコメントが。

また、「佐々木麟太郎くんのバッティングはもはや高校生…? って感じなんだが」「スイングスピードがレベチ。対応できるゾーンも広い。この体躯でここまでコンタクトうまかったらそりゃ140発打ちますわ」「打撃においてはなんでもできそうでマジでバケモンやな」と期待の声も寄せられた。


■2人の“共通点”とは

佐々木選手は中学生時代、大谷選手の父・大谷徹氏が監督を務める「金ヶ崎リトルシニア」でプレー。徹氏の指導を受けた。

徹氏はメディアのインタビューで、大谷選手と佐々木選手の“共通点”について、集中力があり、スイッチの入り方が似ているとコメント。また、その人間性の高さにも言及しており、この点でも大谷選手と似ているようだ。

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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

花巻東・佐々木麟太郎が大谷翔平の応援歌に乗せ初ヒット 2人の“共通点”とは