ファッションドール・バービーの世界を実写化した映画『バービー』より、主演のマーゴット・ロビーやグレタ・ガーウィグ監督がバービーとの思い出を語る特別映像が解禁された。

【動画】マーゴット&グレタ監督が『バービー』との思い出語る

 本作は、歌やダンスを織り交ぜながら、観客を夢のようなバービーランドの世界へと誘うドリームファンタジー。多くの女性たちを虜にしてきたバービーを『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のマーゴット・ロビーが演じる。

 日本に先駆け全米公開を迎えた本作は、週末3日間の興行収入1.55億ドル(約218億円)を記録し、2023年に公開されたすべての映画でNo.1となるロケットスタートを切った。その後も勢いは衰えず、翌月曜日の興行成績は、『ダークナイト』を超えてワーナー・ブラザース映画史上No.1に。さらに、3週連続で週末の興行成績No.1を記録し、劇場にはピンクの衣装を身にまとった観客たちが詰めかけるなど、各所で“バービー旋風”を巻き起こしている。

 この度、8月11日からの日本公開に先駆け、監督・キャスト陣がバービーとの思い出を語る特別映像が解禁となった。「みんなバービーと遊んだ思い出があると思う」と語るのは、主人公のバービーを演じたマーゴット・ロビー。「世界中の誰もが知っているバービーは、あまりにも大きな存在。たくさんの思い出とともに多くの人々がバービーにつながりを感じている」と、バービーの偉大さにあらためて言及している。

 バービーランドの住人である別のバービーを演じるハリ・ネフ、イッサ・レイ、二コラ・コクランたちも、「本物だったらいいのに!と思っていた」「30体ほど持っていた」など、バービー人形で遊んでいた幼い頃を笑顔で振り返る。

 バービーが訪れる人間世界で出会う少女サーシャを演じたアリアナ・グリーンブラットは、「持ってたバービーをペンで色を塗ったり髪の毛を切ったりして、みんな“変てこバービー”にしちゃった覚えがある」と、子供ならではの無邪気な遊び方についてコメント。サーシャの母グロリアを演じたアメリカ・フェレーラは、幼少期バービーにあまり興味がなかったことを正直に明かしながらも、撮影を経て「今は大好き」になったと語る。

 監督を務めたグレタ・ガーウィグは、「みんなそれぞれバービーとの思い出があるから、自分をバービーやケンに重ねられる世界をつくる必要があった」と、映画化において重視したポイントについて言及。主演だけでなく製作も務めたマーゴットも、世界中で愛されるバービーの映画化を「すばらしい機会」と言い、「観客は、良くも悪くもバービーに対する思いや印象という先入観をもっているだろうから、私たちは責任重大だということを分かっていたの。とてつもなく大きな挑戦だったけれど、私たちは全力を挙げて制作に臨んだわ」と自信をのぞかせる。

 また、細部までこだわり抜かれたピンク尽くしのセットやコスチュームに身を包んだキャスト陣の姿、コメントと共に映し出される見どころシーンの数々も必見だ。

 映画『バービー』は、8月11日より劇場公開。

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