累計発行部数550万部を超える歴史小説の最高峰『燃えよ剣』を、脚本:小松エメル、漫画:奏ヨシキのタッグによりコミカライズ! コミックス第3巻は本日8月8日(火)に新潮社より刊行いたします。
「鬼の副長」土方歳三や「美形の剣士」沖田総司など今日の様々な創作物にも影響を与え続けている『燃えよ剣』。歴史モノは苦手……という方にも、漫画で気軽にお楽しみいただけます!

 コミックス第3巻では土方歳三をはじめとする“浪士組”が将軍警護の為に、江戸から京都に到着するところから始まります。

 京都にたどり着き、念願の武士としての役目を果たそうと意気込む土方歳三でしたが、同胞・清河八郎の裏切り、芹沢鴨一派による横暴、そして組織の財政難に次々と直面します。

 身分を問わず集められた、烏合の衆である“浪士組”。この組織を己が理想とする史上最強の武士団にすることを土方歳三は固く決意します。

 その決意は固く、もし士道に背くことがあれば幼い頃からの盟友にして、後の新選組局長・近藤勇ですら斬ることを辞さない程――。

 そんな熱い物語を、ぜひお楽しみください!

  • 著者紹介

■原作:司馬遼太郎(シバ リョウタロウ)

(1923-1996)大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を一新する話題作を続々と発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。1993(平成5)年には文化勲章を受章。“司馬史観”とよばれる自在で明晰な歴史の見方が絶大な信頼をあつめるなか、1971年開始の『街道をゆく』などの連載半ばにして急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

■漫画:奏ヨシキ(カナタ ヨシキ)

『首を斬らねば分かるまい』(講談社)の作画として商業連載デビューし、明治時代を舞台に耽美さと残酷さを兼ね備えたドラマを描きあげた。現在は、『経験値貯蓄でのんびり傷心旅行』(KADOKAWA)の作画を担当しており、歴史物だけでなく活躍の幅を広げている。

■脚本:小松エメルコマツ エメル

東京都生れ。國學院大学文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持ち、名はトルコ語で「強い、優しい、美しい」などの意味を持つ。2008(平成20)年、ジャイブ小説大賞を受賞してデビュー。著作には「一鬼夜行」シリーズなど明治人情妖怪譚の他、『総司の夢』をはじめとする新選組を題材にした作品も多数。

  • 書籍データ

【タイトル】燃えよ剣 第3巻

【著者名】原作:司馬遼太郎 漫画:奏ヨシキ 脚本:小松エメル

【発売日】8月8日

【造本】B6判

【本体定価】726円(税込)

【ISBN】978-4-10-772630-8

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/772630/

配信元企業:株式会社新潮社

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