海外ドラマ『GCHQ:英国サイバー諜報局』全6話の独占配信が、8月7日(月) よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX DRAMA & CLASSICS」でスタート。それを記念し、本作を鑑賞した各界の識者たちからコメントが到着した。

『GCHQ:英国サイバー諜報局』は、2024年に総選挙を控えた英国を舞台に、ロシアによるサイバー攻撃を受け混乱に陥ったGCHQ(政府通信本部)のサイバー諜報員チームと、ロシアハッカーたちとの攻防をスリリングに描くスパイサスペンス。サイモン・ペッグやマーク・ライランスなどが出演しており、ハッキングフェイクニュースロシアによる他国の選挙介入や機密情報のリークなど、現代のサイバー戦争を徹底調査のもと、不気味なほどリアルに捉えた衝撃作だ。

英国での放送時に鑑賞し、いち早く日本に紹介した在英ジャーナリストの小林恭子は、「ハラハラドキドキのサイバーSFドラマを追いながら、ウクライナ戦争の動向や国際ニュースに目をやれば、あなたも“これは果たしてどこまで本当なのか”と思うようになるに違いない」とコメント。また『スマホを落としただけなのに』などで知られる小説家・志駕晃は、「このドラマで描かれた事件は、近い将来、日本でも確実に起こることだろう」と指摘している。

外交ジャーナリスト・作家の手嶋龍一は、「情報戦(インテリジェンス・ウォー)の舞台は、サイバー空間に移りつつある」「ロシアや中国の主敵は、“007のMI6”ではなく、いまやGCHQなのだ」と、ドラマで描かれるサイバー世界のリアルさを賞賛。ドイツ公共放送プロデューサーのマライ・メントラインも「“007不在”な英国が戦う最新の対ロシア情報戦」「毎度高まる“後味の悪さ”の極上さこそ英国一級品の証」と同じ英国発のスパイシリーズ『007』にも触れ英国ドラマの魅力を解説した。

マサチューセッツ工科大学時代からサイバー戦とインテリジェンスの研究を続けている国際ジャーナリストの山田敏弘は、「これほどまで圧倒的なリアリティでサイバー戦の実態を描写することに成功したストーリーはこれまで見たことがない」と絶賛。『サーキット・スイッチャー』(第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞)などで知られるSF作家でありAIエンジニアの安野貴博からは「コンピューターエンジニアたちがコンソールを前に葛藤、活躍する姿は新鮮。現代社会を生きる人たちにぜひ見てほしいと思いました」、タレント/ソフトウェアエンジニアの池澤あやかからは、「サイバー攻撃と戦うエンジニアがかっこよく描かれています! ターミナルにコマンドを入力したり、マルウェアリバースエンジニアリングしたりするさまを、分かりやすく比喩表現で魅せているのも◎」とエンジニア目線のコメントが届いた。

さらに、発達障がい動画メディア「インクルボックス」運営、アナウンサーの赤平大は「ニューロダイバーシティ人材を多く採用しているGCHQという組織を描いた興味深いドラマです。中でも主人公のサーラ(ハナー・ハリーク=ブラウン)はADHDとASDの特性を表していると思いました。優秀さと脈絡のない行動が目立つけれど、発達障がいの知識を重ねると、サーラ本人や周りの人の心理や行動が、より多層的に感じられ面白みが増すでしょう」と興味深い分析も寄せられた。

『GCHQ:英国サイバー諜報局』は、8月15日(火) より「BS10 スターチャンネル」でも放送がスタートする。

■手嶋龍一(外交ジャーナリスト・作家) コメント
情報戦(インテリジェンス・ウォー)の舞台は、サイバー空間に移りつつある。
そんな21世紀の現実をこのドラマは驚くほどリアルに描いている。
ロシアや中国の主敵は、“007のMI6”ではなく、いまやGCHQなのだ。

■安野貴博(SF作家・AIエンジニア) コメント
生活の隅々まで情報技術が浸透した現代のサイバー戦争の姿がリアルに描かれた作品。
コンピューターエンジニアたちがコンソールを前に葛藤、活躍する姿は新鮮。
現代社会を生きる人たちにぜひ見てほしいと思いました。

■マライ・メントライン(ドイツ公共放送プロデューサー) コメント
007不在”な英国が戦う最新の対ロシア情報戦。
ストーリー構造や演出もさることながら、英国側とロシア側、どちらも主役として甲乙つけがたい人物造形が圧巻。
さすがチャンネル4系の底力。
毎度高まる“後味の悪さ”の極上さこそ英国一級品の証。お世辞抜きです!

■池澤あやか(タレント/ソフトウェアエンジニア) コメント
サイバー攻撃と戦うエンジニアがかっこよく描かれています!
ターミナルにコマンドを入力したり、マルウェアリバースエンジニアリングしたりするさまを、分かりやすく比喩表現で魅せているのも◎。
まさに現代戦の現場という感じで面白いです。

■小林恭子(在英ジャーナリスト) コメント
世界中から情報を集める英国の諜報機関「GCHQ」。
ここにインターンとして派遣された大学生サーラが国際的なサイバー戦争に巻き込まれていく近未来ドラマ『GCHQ:英国サイバー諜報局』は、息を呑む展開でぐいぐいと進んでいく。
ドラマが描くロシア対欧米のサイバー戦争はフィクションとは思えないほど、リアルだ。
ハラハラドキドキのサイバーSFドラマを追いながら、ウクライナ戦争の動向や国際ニュースに目をやれば、あなたも「これは果たしてどこまで本当なのか」と思うようになるに違いない。
コンピューター内の戦いを映像化するための工夫が斬新で、サーラの脇を固める英国の名俳優たちの演技も見逃せない。
夏のぞくっとする体験に最適のドラマといえよう。

■志駕晃(小説家) コメント
このドラマで描かれた事件は、近い将来、日本でも確実に起こることだろう。
AIゼレンスキーの偽降伏声明のように、巧妙化するフェイクニュースに惑わされないためにも、絶対に見なければならない作品だ。

■山田敏弘(国際ジャーナリスト) コメント
これほどまで圧倒的なリアリティでサイバー戦の実態を描写することに成功したストーリーはこれまで見たことがない。
すでに現実のサイバー空間で起きているこの戦慄のシナリオはすべての国民が知るべき現実であり、このドラマは必見である。

■赤平大(発達障がい動画メディア「インクルボックス」運営、アナウンサー) コメント
ニューロダイバーシティ人材を多く採用しているGCHQという組織を描いた興味深いドラマです。
中でも主人公のサーラはADHDとASDの特性を表していると思いました。
優秀さと脈絡のない行動が目立つけれど、発達障がいの知識を重ねると、サーラ本人や周りの人の心理や行動が、より多層的に感じられ面白みが増すでしょう。

<作品情報>
『GCHQ:英国サイバー諜報局』(全6話)

『GCHQ:英国サイバー諜報局』キービジュアル

【配信】Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」
<字幕版>独占日本初配信中

【放送】BS10 スターチャンネル
<STAR1 字幕版>8月15日(火) より 毎週火曜23時ほか
<STAR3 吹替版>8月18日(金) より 毎週金曜22時ほか

配信ページ:
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0BZZ8PTV3

作品公式サイト:
https://www.star-ch.jp/drama/gchq/sid=1/p=t

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『GCHQ:英国サイバー諜報局』