昨年夏に3年前の銀座のクラブホステスへの性加害を報じられいまだにダメージを引きずる、歌舞伎俳優の市川中車としても知られる俳優の香川照之だが、20代後半の一般女性と極秘に再婚し、昨年、2人の間にはすでに香川にとっては次男となる男の子が誕生していたことを7日、ニュースサイト「デイリー新潮」(新潮社)が報じた。

　香川は1995年12月に元CAの女性と一度目の結婚。一男一女に恵まれたが、2016年12月に離婚した。その長男は市川團子で、今年5月に緊急搬送された両親への自殺幇助罪で起訴された、香川の従弟で歌舞伎俳優の市川猿之助被告の代役を見事に果たし注目を浴びていた。

　香川の所属事務所は同サイトに対して、再婚と子どもの誕生は認めたものの、《諸般の事情によりお知らせが遅れておりますが、お相手が一般の方ということもあり、これ以上の詳細を控えさせていただきます》とコメント。その後、事務所は正式にコメントを発表し報告した。

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　「18年9月に香川は30代前半の銀座ホステスとの交際が報じられ、翌年11月にはそのお相手とのかなり豪華なハワイへの〝婚前旅行〟が報じられていた。再婚相手が同じ女性だったのかが気になるところだが、〝梨園の妻〟となっただけに、そのうち、公の場に姿を見せるのでは」(演劇担当記者)

　同じ澤瀉屋一門の猿之助被告のおかげで、性加害報道後、歌舞伎の舞台で仕事復帰を果たしていた香川。まだ、テレビ出演は厳しいムードが漂っているが、今回の再婚報道でやや緩和されそうだというのだ。

　「新しい子どもも産まれて稼がなければならない時期。香川と仲がいいテレビ局の人間だったら、『そろそろ使ってもいいかな』という気持ちになるのでは。取りあえず、TBSが蜜月だっただけに、他局はTBSが起用するのと世間の反応を見てからの起用になるのでは」(テレビ局関係者)

　一門の危機を迎えているだけに、中車としても香川としても、どんどん仕事を増やして世間に歌舞伎の魅力をアピールしたいはずだ。

香川照之