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台風6号はあす10日(木)にかけて九州に接近。その後は、台風7号が東日本にかなり接近する予想。お盆にかけて警戒を。猛烈な暑さも続くため、昼夜を問わず、熱中症対策が必要です。

前半:10日(木)~16日(水) 台風7号が北上 最新情報の確認を

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あす10日(木)にかけては台風6号、お盆にかけては台風7号の動向に警戒が必要です。

台風6号は、あす10日(木)の朝には対馬市の西の海上に進むでしょう。九州では、あすの午前中にかけて線状降水帯が発生し、「非常に激しい雨」や「猛烈な雨」が同じような場所で降り続くおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫、暴風に厳重に警戒し、高波に警戒してください。
また昼頃までは、四国や紀伊半島など、太平洋側の南東側の斜面を中心に大雨が続きそうです。

一方、台風7号は発達しながら北西に進み、12日(土)頃にかけて小笠原諸島に接近するでしょう。13日(日)頃には伊豆諸島へ接近するおそれがあります。
その後、強い勢力を保ったまま、14日(月)頃には東海や関東付近に接近。東北や北海道でも荒れた天気になる可能性があります。

この先1週間も、日本付近は暖かい空気が流れ込む影響で、日差しが出る所では猛烈な暑さになるでしょう。12日(土)の最高気温は名古屋で40℃と酷暑日(※)の予想です。暑い時間帯の外出は避けて、エアコンで涼しくするなど、熱中症対策が欠かせません。

※酷暑日(最高気温40℃以上):日本気象協会が独自でつけた名称であり、気象庁が定義しているものではありません。

後半:17日(木)~22日(火) 台風シーズン 猛烈な暑さも

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17日(木)以降も、安定した夏空は続きません。暖かく湿った空気や気温の上昇により、晴れていても午後は局地的に雨雲が湧くでしょう。山沿いを中心に天気の急変にご注意ください。また南の海上では、新たな熱帯低気圧や台風が発生し、日本列島へ近づく可能性があります。

最低気温、最高気温ともに、全国的に平年並みか高くなるでしょう。九州から関東甲信では、最高気温が35℃を超える所もありそうです。夜間も気温が下がりにくいため、昼夜を問わず、熱中症対策を心がけましょう。

2週間天気 台風7号が東日本に接近 お盆の頃に列島直撃か 猛烈な暑さ まだ続く