チョコレートブランドのゴディバGODIVA)は、全世界初出店となる「GODIVA Bakery ゴディパン 本店」を2023年8月4日よりオープン。マイナビウーマン編集部は、開店したばかりのお店に早速行ってきました!

■親しみやすい店内は誰でも気軽に入れる雰囲気!

「町のパン屋さん meets ゴディバ」をコンセプトに作られた「ゴディパン」がオープンしたのは、有楽町の東京交通会館1階。お買い物のついでや会社帰りにふらっと立ち寄れる、アクセスの良い場所ですね!

白を基調に木枠の棚が置かれた店内は、ゴディバが誕生したヨーロッパの趣と日本の“町のパン屋”の温かさをテーマに、日常に寄り添った雰囲気に仕上げたのだとか。入ってすぐ「パン屋さんだ!」と分かる、日本人にとって親しみやすい店内です。

実は、ゴディバが日本に上陸したのは1972年。そこから50年以上もの間、日本で培ってきたノウハウを活かし、ゴディパンでは日本で進化をとげた菓子パン、総菜パンをショコラティエの新たな発想で再解釈し、商品を開発したそうです。

パンを入れる紙袋や箱のデザインもポイント。ロゴやパッケージのイラストは「ゴディパン」への親しみやすさをコンセプトにしているそう。ロゴは日本人が親近感を持ちやすいようにカタカナで書かれており、パッケージのイラストにはゴディパンを作るシェフや、ゴディパンをおいしそうに食べる人々がデザインされています。

■「ゴディパン」スタッフおすすめのパンを実食!

ゴディパンのラインナップは全28種類。そのすべてにカカオまたはチョコレートが使われています。

まず気になったのは、ベーカリーなのにお店に入ってすぐ、大きな冷蔵ケースが見えること。チョコレートが並んでいるのかと思いきや、日本生まれの菓子パン「チョココロネ」や最近話題となっている生ドーナツの他、おしゃれなタルティーヌが陳列されていました!

ベルギーのオープンサンドをゴディバ流にアレンジした「タルティーヌ」は、ダークショコラやプラリネショコラをのせたスイーツ系タルティーヌや、スモーサーモンサラダチキンをのせたお食事系タルティーヌなど、全4種類を展開します。

日本のパン屋さんでおなじみの「コロネ」は、ショコラ、ストロベリー、抹茶の3種類。それぞれのクリームに合うよう、パン生地を変えているそうです。今回はショコラを試食しました!

ショコラに合わせているのは、チョコレートカスタードクリームの味を引き立てるブリオッシュ生地。ひと口目は先端についたカカオニブのサクサクと、ふわふわなブリオッシュ生地の食感の違いを楽しむことができます。

食べ進めていくと登場するのが「パキッ!」という小気味よい食感。実は、中にダークチョコレートのバーが入れ込まれているんです! コロネクリームだけじゃなくて、チョコレートそのものが食べられるなんて幸せすぎます……! サプライズに満ちたショコラティエの自信作、ぜひ食べてほしいです!

続いて試食したのは、カカオフルーツジュースをカスタードの中に練りこんだ「カカオフルーツクリームパン」。

ゴディバクリームパンということは、チョコレートクリームなのかな? と思ってしまいますが、切ってみると黄色いクリームが現れました!

恐る恐る食べてみると……。とっても爽やかでおいしい! 普段食べているカスタードクリームパンよりも、あっさり軽い味がします。

実は、チョコレートの原料であるカカオトロピカルフルーツ。獲れたての白い果肉の味わいは、ほろ苦いチョコレートからは想像もつかないほどジューシーなんだとか。

カスタードの中にカカオフルーツのジュースを練り込んだこのクリームパンは、まさにゴディバならでは。チョコレートを食べている時とは全く違う、もう1つのカカオの楽しみ方を知ることができました!

私が最も気になっていたのが、「ショコラティエのカレーパン」。見た目はチョコレートっぽい色をしていますが、甘いのか辛いのか、どんな味なのでしょうか?

帽子のような見た目のココア生地をひと口かじると、口の中にカレーのスパイシーさとチョコレートの香りが広がりました!

カレーフィリングにはカカオ分55%のチョコレートが練り込まれているため、カレーの辛味をまろやかにしてくれます。しかも、フィリングの下にはチョコレートそのものも入っています!

生地は揚げておらず焼いているので、もちもちした食感でカレーフィリングやチョコレートと相性抜群。表面のココア生地やカレーフィリングに練り込まれたチョコレートのおかげで、チョコレート×カレーという初めての組み合わせなのに、とてもマッチしていました!

その他、私が気になったのは「わけわけパン」。ベルギーカカオ44%のチョコレートフレークを混ぜ込んだ“ふわふわもちもち”のパンは、おやつやテーブルパンとして家族や友達と分けて食べるのにぴったり。

わけわけパンは「ショコラ」と「オレンジ&クリームチーズ」の2種類あるので、みんなでシェアして2つの味を楽しむこともできますね!

その名の通りカカオの実のかたちをした「ショコラの実」は、ココア入り生食パン生地の中に、チョコレートチャンクがゴロゴロ入っています。トースターで温め直すと、チョコレートが溶け出すのでおすすめだそうです!

■どれを食べるべきか迷う! 通いつめたいお店

カカオとチョコレートという強みを活かしつつ、ゴディバならではの発想や工夫で、日本人に身近なパンを作っているゴディパン。

使われているチョコレートのおいしさは言わずもがなですが、「これどんな味なんだろう?」と気になるパンがまだまだたくさんあったので、28種類すべてを楽しむためにも、これは通いつめるしかありませんね!

みなさんもぜひ、「定番パン×カカオとチョコレート」の新しい楽しみ方を提案してくれるゴディパンを訪れてみてはいかがでしょうか。

■店舗概要

GODIVA Bakery ゴディパン 本店

住所:東京都千代田区有楽町2丁目10-1 東京交通会館1階
営業時間:11:00~20:00
URL:https://www.godiva.co.jp/godipan/

(文:松岡紘子/マイナビウーマン編集部)

リピート確実。世界初・ゴディバのベーカリー「ゴディパン」にアラサー女子がどハマりした理由