元日本代表DFの槙野智章氏が始球式に挑戦した。

槙野氏は現役時代にサンフレッチェ広島ケルン浦和レッズヴィッセル神戸プレー。日本代表としてもロシアワールドカップ(W杯)に出場した中、2022年限りで現役生活にピリオドを打った。

現在神奈川県社会人1部リーグに所属する品川CCのテクニカルアドバイザーや神戸のエヴァンジェリストにも就任。メディアにも多く出演している中、槙野氏はNHKの番組「1ミリ革命」において福岡のスポーツを盛り上げるためのアイデアを考案していたが、8日の福岡ソフトバンクホークスvs東北楽天ゴールデンイーグルス戦でそれが実現。槙野氏もマウンドに立つこととなった。

槙野氏はアビスパ福岡ホークスユニフォームを重ねて着て登場。綺麗な投球フォームだったものの、力みからかボールはホームベースの手前でワンバウンド。それでも球速は108kmを計測していた。

試合後、槙野氏は自身のインスタグラムを更新。さらに福岡のスポーツを盛り上げていくことを誓っている。

「どうやったらアビスパ福岡が更に盛り上がるのか?どうやったら福岡県がスポーツでもっと盛り上がるのか?」

「それに対して、福岡に拠点を置く別ジャンルのプロスポーツチーム同士でタッグを組むことの重要性をテレビで話しました」

「その番組がきっかけで本日8月8日の試合で初となる福岡ソフトバンクホークス×アビスパ福岡のコラボマッチが決定しました」

「これを機に更に盛り上がりを期待しています。次は9月16日に行われる、アビスパ福岡の試合でまたやりますので、そちらの方も期待してて下さい^ ^」

ファンからは「めっちゃダイナミックですね」、「カッコイイ」と槙野氏のピッチング姿に反響が。また、「甲子園来てほしい」、「カープで見たい」というオファーの声も上がっていたが、本人は投球内容に納得がいかなかったようで、インスタグラムのストーリーズで「いっぱい練習したのに…」と嘆いていた。

なお、8日の試合では、槙野氏の始球式だけでなく、福岡のオフィシャルチアリーダーズとマスコットのアビーくんとビビーちゃんも登場。ホークスオフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」とコラボし、4回表終了後の「よかよかダンス」などを一緒にパフォーマンスし、ファンを楽しませていた。