学校法人 青葉学園が運営する東京医療保健大学(本部:東京都品川区、理事長:田村哲夫、学長:亀山周二、以下「本学」) は、文部科学省支援事業「大学・高専機能強化支援事業」 に7月21日選定されました。 本事業は基金を創設し「デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度専門人材の育成に向けて、意欲ある大学・高専が成長分野への学部転換等の改革を行う」という新しい試みです。

 本学は、Plus-DX(デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン)や産業DX(デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業)等での本学の実績、健康・医療分野でのDX推進という社会的重要性・将来性が高く評価されました。今後は医療保健学部・医療情報学科を再編し、工学を含めた複合領域として、新たに健康デジタル学科(仮)の開設を構想中です。

IT・データサイエンスコース

・健康・医療ビッグデータ分析と医療の質向上

・AR・XRによる医療支援技術開発

・デジタルヘルスアプリ開発

・IoT・ビッグデータ・AIによるPHR活用

・健康・医療DX推進人材育成

スポーツテクノロジーコース

・スポーツビッグデータによるゲーム分析

・AI姿勢推定によるコーチングDX

・オンラインフィットネスによる健康支援

バリアフリーeスポーツデザイン・評価

・スポーツデータアナリスト育成

 

     

■選定背景

 政府成長戦略の核として、世界的に立ち遅れている「理系人材」拡大に向けて、各大学は、自らの特徴を活かし、組織再編等の抜本的な改革に取り組むことが期待されています。本学では、医療系大学の新たな役割として、日本社会に急務である、健康・医療分野のDX推進という社会ニーズに早くから注目し、2005年の開学時より医療現場の情報化人材養成からスタート、令和3年度には、Plus-DX、令和4年度には産業DX等の支援のもと、産学連携コンソーシアムの構築や実習医療機関と人材像や教育内容等の協議を重ねてきました。

■選定理由

 今回の構想においては、スポーツテクノロジーを柱として追加し、スポーツ産業、障がい者e-スポーツ団体、自治体等と連携、本学で育成するべきデジタル人材像の意見交換、授業やインターンシップでの協力体制構築、共同研究等を推進予定であることが高く評価されました。 

■今後の計画について

 医療保健学部・医療情報学科では2005年開学時より、電子カルテ等の医療機関の情報化を支える医療人材を育成してきました。近年、ビッグデータ、AI、IoT 等の新技術の進展により、社会ニーズは健康・医療・スポーツ等の関連分野へと拡大しています。

 そのため、文部科学省のPlus-DXや産業DXの支援を受け、産学連携コンソーシアムを構築、実習医療機関も含めて、デジタル人材の人材像や教育内容等の協議を重ねてきました。

今後は、健康デジタル科(仮)を開設、IT・データサイエンスによる課題解決、スポーツテクノロジーの活用を柱に人材育成を行ってまいります。 MDASH応用基礎レベルのモデルカリキュラムを参考に、1,2年次から少人数の課題解決型アクティブラーニングを進める予定です。

 インターンシップ等の実践の学びを重視、医療系大学としての本学の特徴を大事にし、関連企業や医療機関等と共に、健康・医療分野のDX推進人材について、意見交換を行いながら共に取り組みます。

 また、これまで交流のある複数の海外大学(台湾、アメリカ・ハワイ)と連携し、合同授業や学生交流プログラムの単位化なども検討してまいります。

 このように、スポーツを含めた健康・医療分野のデジタル人材育成に乗り出し、本学が目標とする人と社会のウェルビーイングに大きく貢献してまいります。

■東京医療保健大学 公式TikTok

https://www.tiktok.com/@thcu_official

配信元企業:学校法人青葉学園

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