なでしこジャパンのFW浜野まいか(ハンマルビーIF)の動向をスウェーデンメディアも窺っているようだ。

なでしこジャパンはオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のグループステージを無傷の3連勝で首位通過。ノックアウトステージのラウンド16でもノルウェー女子代表を退け、2大会ぶり3度目のベスト8進出を果たした。11日には4強入りを懸け、アメリカ女子代表をPK戦の末に下したスウェーデン女子代表と対戦する。

6日に準々決勝の地、オークランドへと移動したなでしこジャパンは、夕方にトレーニングを行い、翌日7日は休養日とした。8日はトレーニングを再開したが、スウェーデン『sportbladet』によれば、ウオーミングアップから間もなく浜野は左肩を気にしてチームドクターとともにピッチを後にしたという。広報担当によると、「明日の練習と金曜日の試合に出場できるかどうかを確認するため、今日検査を受ける予定」のようだ。

浜野は開幕前の練習中に同箇所を負傷し、ここまではフィールドプレーヤーで唯一出場がない。

先のノルウェー戦ではついにW杯初出場かと思われたが、出場待機中に試合は終了。出番はスウェーデン戦へとお預けになったが、それにも暗雲が立ち込めている。

スウェーデン1部のダーム・アルスヴェンスカンでチームトップタイの7ゴールをマークし、カップ戦のタイトル獲得に貢献するなど、スウェーデン国内では知られた存在となっている19歳。実力を知るところだけに、出場の可否は対戦国も気にかけているようだ。