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校外学習中に「体調が悪い」と言い出した少女が、立ち寄ったトイレで出産。ゴミ箱に生まれたての赤ちゃんを捨てていたことを、『Thaiger』などタイのメディアが伝えた。


■バスで“体調不良”に

タイの学校に通う10代の生徒たちが、先生たちと一緒に校外学習に出発。バスに乗って順調に移動していたが、しばらくすると女子生徒1名が「体調が悪い」「生理中なの」と言い始めた。

心配した友人が先生に話しに行ったところ、ガソリンスタンドに寄ってもらえることに。女子生徒はそこでトイレに行き生理用ナプキンを替えると友人たちに話していたが、実は“体調不良”の原因は生理ではなく、いつの間にか始まっていた陣痛だった。


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■トイレで生まれた赤ちゃん

ガソリンスタンドに到着すると、体調不良を訴えていた女子生徒は個室トイレに入り、そこで自力で赤ちゃんを出産した。

戸惑った女子生徒は、赤ちゃんをゴミ箱に捨てて隠してから、再びバスに乗車。その後、バスの座席についている血を友人が発見し驚いたが、同級生が出産したとは夢にも思わず、「生理用ナプキンを替えていないみたい」と考えていた。


■発見された新生児

赤ちゃんは生きた状態で発見され、最寄りの病院に搬送されたとのこと。当局は現場に設置されていた監視カメラの映像を確認し、女子生徒が母親であることを突き止めた。

さっそく当局は校外学習のルートを確認し、有名な観光地にいた女子生徒を発見して速やかに保護。この女子生徒はナラティワートの学校に在籍しているといい、中学生という情報も一部メディアが伝えた。


■生徒も病院へ

出産したばかりの女子生徒については、「このまま病院に連れて行き赤ちゃんと再会させる」とも伝えられたが、同生徒が親として子供を育てていく予定なのかは分かっていない。

赤ちゃんの父親が誰なのか、出産した女子生徒本人やその家族、また学校関係者が妊娠に気づいていたのかといった詳細も現時点では不明。ただ自立前の出産だけに、今後も母子ともに長期のサポートが不可欠になりそうだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

10代少女が校外学習中にトイレで出産  ゴミ箱に捨てられた新生児を救急搬送