エレコム株式会社(本社:大阪市中央区、取締役会長:葉田順治)は、2023年8月7日(月)に、三重県庁にて、「東紀州こどもの園」プロジェクトに関する報告会及び記者発表会を実施しましたのでお知らせいたします。当社は社会貢献の一環として、本プロジェクトの趣旨に賛同し一部寄付を行いました。
- 「東紀州こどもの園」プロジェクト開始のきっかけ
※2020年9月4日発表資料URL:https://www.elecom.co.jp/news/release/20200904-01/
- 「東紀州こどもの園」プロジェクトの今後
子どもたちが東紀州の自然に囲まれた快適な施設で伸び伸びと育ち、地域住民の方々と交流しながら友達もつくり、プライドをもって健やかに生きていけることを願っています。そして卒園後には、都会に出ずとも地元でITエンジニアとしての職に就けるよう、ソフトウェアのプログラマーとして育成する仕組みを模索しています。
- 葉田順治(エレコム株式会社)コメント
今回の児童養護施設の設計にあたり、エレコムの葉田会長より、子どもたちがその施設出身だということに誇りを持って安心して暮らせるような施設を作りたいということ、そしてその施設は「木」で作りたいというお話を伺い、絶対に一緒に作らせていただきたいと思い、設計に携わらせていただきました。設計の前に私も実際に建設予定地へ伺いましたが、熊野市の緑あふれる場所で、ここであれば子どもたちも木の空間の中で気持ちよく安心して暮らせると感じました。今回設計させていただいた建物は周囲の山並みに沿うような形をした屋根をもつ平屋の建物です。地元産の紀州材の中でも三重県の材を中心に使用し、外壁にも紀州材(杉・ヒノキ)をふんだんに使用しています。建物に入ると杉・ヒノキの香りがしてそれだけでも気持ちが癒されるような建物になるかと思います。外観の特長は柔らかさ、温かさです。
建物は大きく児童養護施設、児童家庭支援センターの機能を有しています。児童家庭支援センターは、地域の方も利用いただけるような開かれた所です。建物のテーマは、「開かれる」と「守る」ということを両立する施設です。施設の中央には熊野桜を配置する予定で、園庭には遊具エリアも設けています。季節ごとに彩りの違いを楽しんでいただけるようなお庭となっています。今まで児童養護施設は閉ざされたイメージがあったかと思いますが、この施設はこれまでのイメージを変えるようなデザインになっておりますので、ここで生活した子どもはきっと大きく育ってくれるんじゃないかと思っています。
- 熊野市長 河上敢二様 コメント
葉田会長は三重県の生まれで熊野市でお育ちになっています。これまで児童養護施設が東紀州になかったことをふまえて今回のプロジェクトを進めてくださったので、子どもたちにとっても大変ありがたい施設ですし、行政としても対応が不足しておりましたが、どうにかしなければという思いは持っていましたので大変ありがたい思いでいます。
児童養護施設に対して私も堅いイメージを抱いていましたが、本プロジェクトのように紀州材を使って柔らかい施設を作っていただくと子どもたちの暮らしや生活ぶりも大きく変わるのではないかと期待をしています。例えば、他の施設では1年かかったところ、この施設では半年で元気になったというような実例ができれば、東紀州だけではなく県全体に良い影響を与えてくれる施設になるのではないかと思っています。
- 社会福祉法人聖マッテヤ会 理事長 池田修一様 コメント
- 三重県副知事 服部浩様 コメント
詳細は下記URLより当社HPをご覧ください。
https://www.elecom.co.jp/news/release/20230809-02/
- 企業情報
- 会社概要
本社所在地 :大阪市中央区伏見町4丁目1番1号 LAタワー9F
設立 :昭和61年(1986年)5月
代表者 :取締役社長 柴田幸生
配信元企業:エレコム株式会社
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