東京ヴェルディは10日、FW阪野豊史がFC今治へと完全移籍することを発表した。

 1990年6月4日生まれの阪野は現在33歳。2013年に浦和レッズでプロキャリアを始めた同選手は、栃木SC愛媛FCを経て、2017年にモンテディオ山形に加入した。初年度から明治安田生命J2リーグ全42試合に出場しキャリアハイとなる13得点を記録。2022年には東京ヴェルディに活躍の場を移すと、今シーズンはここまで公式戦21試合に出場し3得点を挙げていた。

 まず阪野は、東京ヴェルディ退団に伴い、クラブ公式サイトで胸中を明かしている。

FC今治へ移籍することになりました。このチームのユニフォームを着てプレーできたことに感謝しています。残りシーズン、1試合1試合厳しい試合になると思います。ファン・サポーターのみなさまの応援がチームのなによりの後押しになると思いますので、より一層の応援をよろしくお願いします。僕もチームは変わりますが共に戦ってきた仲間として、ヴェルディが今年J1に昇格できるよう心から応援しています。ありがとうございました」

 FC今治では背番号『99』を着用する阪野は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。

東京ヴェルディから加入することになりました。阪野豊史です。全ての力をFC今治の勝利の為に注ぎます。絶対に昇格しましょう!」

東京ヴェルディは10日、FW阪野豊史のFC今治への完全移籍を発表