最終回へ向け物語もいよいよ大詰めとなってきたONE PIECE(ワンピース)』。しかし未だ解き明かされていない謎も数多くあります。

ロジャー海賊団の乗っていた船、オーロ・ジャクソン号に巨大な水玉模様の卵が乗っていたのをご存知でしょうか? ネット上では「巨大卵の正体は一体何なのか?」と卵の謎についての考察が飛び交っています。ドラゴン説やウラヌス説、グリフォン説などが有力のよう。

DVD『ONE PIECE Log Collection  “ROCKET MAN”』(エイベックス・ピクチャーズ)

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ドラゴン説、ウラヌス説、グリフォン説…正解はある?

あまりにも自然に描かれているオーロ・ジャクソン号の巨大な卵。目立つわりには何の説明もなかったため、疑問に思う読者も多かったのではないでしょうか?

オブジェか何かなのか?」とも思いますが、オーロ・ジャクソン号のフィギュアにもしっかりと巨大卵が組み込まれているため、何か特別な意味があるに違いありません。

ネット上での考察として多く挙がっているのが、ドラゴン説”と“ウラヌス説”、そしてグリフォン説”の3つです。“ドラゴン説”は「成長したら船ごと飛べる」という推測のほか、「ルフィの父親の名前がモンキー・D・ドラゴン。物語上ドラゴンは欠かせない重要なものだから」といった考察が見受けられます。

 

ドラゴン説を裏付ける事件は頂上決戦での一コマ新世界にいたはずのシャンクスが、いきなりマリンフォードに現れたことから「ドラゴンで船ごと飛んできたから異常な早さだったのではないか?」と推察されています。

ウラヌス説”は巨大卵から古代兵器であるウラヌスが生まれたのではないか、という説。今のところ明らかになっている古代兵器としてプルトンやポセイドンがありますが、ポセイドンは海王類を統括できるしらほしのことでした。そのため巨大卵からウラヌスが生み出されたのではと言われています。

ウラヌス説を裏付けるのは、金獅子のシキとロジャーが戦ったエッド・ウォーの海戦にあります。戦いの最中、突如ロジャーに有利になる悪天候に見舞われました。このことから「天気を操ることのできる“天候ボール”を応用した“天候の卵”では?」といった考察もあります。(“天候ボール”とは、天候を科学する島・ウェザリアで発明されたもの)

巨大卵は誰が持ってる?シャンクスが疑われる理由

そもそもラフテル到着後も巨大卵は船に乗ったままでした。ロジャー海賊団はラフテルで解散しているため、この巨大卵を引き継いだ人物がいるはず。誰が引き継いだかという疑問に対して有力なのがシャンクスです。“ドラゴン説”が正しいとすれば、シャンクス孵化したドラゴンを手なずけている可能性が高いでしょう。

『ONE PIECE 14thシーズン マリンフォード編 piece.14』(エイベックス・ピクチャーズ)

ONE PIECE 14thシーズン マリンフォード編 piece.14』(エイベックス・ピクチャーズ

またシャンクスの愛刀が“グリフォンと名付けられていることから、「巨大卵からグリフォン(大鷲)が生まれたのでは?」という“グリフォン説”も囁かれています。

ほかにも意外なものとしては「しらほしが入っていた卵だった」という意見も。さらには“ドラゴン説”と“ウラヌス説”を融合したかたちの、「孵化したドラゴンこそがウラヌス」といった考察をする人もいました。

ストーリー展開のみならず、巨大卵の正体の謎などもこれから徐々に解き明かされていくことでしょう。ラストへ向けての伏線回収に期待が高まります。

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