RBライプツィヒが、リヨンU-21フランス代表DFカステロ・ルケバ(20)を獲得することが濃厚となった。

ライプツィヒは今月5日にクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオ(21)マンチェスター・シティに移籍。すでにパリ・サンジェルマン(PSG)からU-19フランス代表DFエル・シャダイル・ビチャーブ(18)を確保しているが、クラブはグヴァルディオルの後釜としてフェイエノールトオランダ代表DFルシャレル・ヘールトライダ(23)と共にルケバをリストアップしていた。

ドイツスカイ』は先日に補強コストを理由に、ライプツィヒがヘールトライダとルケバの両獲りに動く可能性は低く、今後は両選手の交渉を並行して進めながら、より条件にマッチする選手を獲得することになると報じていた。

そういった中、直近の現地報道ではヘールトライダの獲得交渉は破談に終わり、クラブはルケバ獲得へ完全に舵を切ったという。

また、フランス『レキップ』はライプツィヒ行きを熱望するルケバが、リヨンオーナーであるジョン・テクストル氏と直接会談を行った結果、テクストル氏は同選手の翻意が困難だと判断し、ドイツ移籍にゴーサインを出したと報じている。

なお、移籍金に関しては3500万ユーロ(約55億4000万円)程度になる模様だ。

ルケバはヨーロッパ屈指の育成組織を誇るリヨンが輩出した最新の有望株で、左利きで高いアスリート能力と攻撃センスを有するというプロフィールは、グヴァルディオルの後釜として適任だ。

昨シーズンはリーグ・アン34試合に出場し、2ゴールを記録。4バックと3バックを併用したローラン・ブラン率いるチームで、ディフェンスラインの主力として活躍した。