2023年12月、東京・PARCO劇場にて上演される、(2024年1月に新潟、愛知、岡山、福岡、広島、大阪と巡演あり)、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』のメインビジュアル、ティザー映像が解禁となった。

『海をゆく者』はアイルランド演劇界をリードする気鋭の劇作家コナー・マクファーソンの出世作にして、代表作。「21世紀のクリスマス・キャロル」と評され、世界中で上演されてきた傑作芝居でもある。

日本では、演劇界を牽引する5人の名バイプレイヤーが、演出家栗山民也の元に結集し、丁々発止のセリフの応酬と円熟味あふれる絶妙なアンサンブルで、2009年、2014年に上演。そして今回、“PARCO劇場開場50 年”のアニバーサリー・イヤーとなる2023年に、平均年齢70歳を目の前にして、第一線で大活躍中の俳優陣の豪華競演が実現致した。

ロックハート役には数々の映画、ドラマで活躍し、コミカルな役から悪人まで幅広い役柄を演じ、作品にスパイスを加える小日向文世。過去2公演で吉田鋼太郎が演じたリチャード役には、舞台・ドラマ・映画と多岐にわたり活躍を続ける高橋克実。アイヴァン役には幅広い役柄に対応する演技力で舞台やテレビに欠かせない名脇役浅野和之。ニッキー役には、舞台やドラマなどにとどまらず、時には女方も務め、常に異彩を放ち続ける大谷亮介。シャーキー役には2014年版の『海をゆく者』で第49回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し常に存在感を残す平田満が出演する。

この度、5人の名優たちがポーカーに興じるダンディなメインビジュアル・スポット映像が完成した。イヴの夜、命運を賭けたカードゲームを通して、酒浸りの男たちの人間模様が浮かび上がる。

『海をゆく者』ティザー映像

どうしようもないおやじたちの愛おしいばかりのクリスマスファンタジー。どんな公演になるのか楽しみにしよう。

PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『海をゆく者』メインビジュアル