ウェストハムは10日、アヤックスメキシコ代表MFエドソン・アルバレス(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。

契約期間は2028年6月までの5年間。移籍金は非公開とされているが、イギリススカイ・スポーツ』によれば、約3540万ポンド(約65億円)の移籍金を支払ったという。

母国のクラブ・アメリカで育ったアルバレスは、2017年1月にファーストチームに昇格。2019年7月にアヤックスへと完全移籍で加入した。

ボランチを主戦場にセンターバックでもプレー可能なアルバレスは、アヤックスで公式戦147試合に出場し13ゴール6アシストエールディビジで2度の優勝を経験している。

また、メキシコ代表としても69試合に出場しており、3ゴールを記録。北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の王者を決めるゴールドカップでは2度優勝を経験している。

アルバレスはクラブを通じてコメントしている。

「ここに来られてとても幸せで、とても誇りに思っている」

「ここロンドンにいて、ロンドンスタジアムを見るのは素晴らしいことだ。ウェストハムファンの前でプレーするのが待ちきれない」

「僕にとってキャリアの中でとても感傷的な瞬間だ。ウェストハムのようなクラブに加入することは、僕と家族にとって夢だった」

プレミアリーグは特別なリーグであり、世界最高のリーグであり、僕のスタイルはそれに適していると思う。今、ウェストハムとウェストハムファミリーに対して責任を負っており、ユニフォームのために全力を尽くすつもりだ」

ウェストハムはキャプテンを務めていたイングランド代表MFデクラン・ライスアーセナルへと完全移籍しており、その代役の獲得に動いていた。ドルトムントも獲得を目指していたが、ウェストハムが競争に価値確保することとなった。