ウェストハムは10日、アヤックスからメキシコ代表MFエドソン・アルバレスを獲得したことを発表した。

 契約期間は2028年6月までの5年契約。背番号は『19』を着用する。アヤックスの発表によると、移籍金はアドオンを含め総額4100万ユーロ(約65億円)となる。

 現在25歳のアルバレスは、母国のクラブ・アメリカでプロデビュー。2019年にアヤックスに移籍した。ボランチを主戦場とする同選手は、高いボール奪取能力と空中戦の高さでチームの中心として活躍し、昨季はリーグ戦31試合の出場で3ゴール3アシストを記録。メキシコ代表としても53試合に出場しており、2度のワールドカップ出場経験がある。

 移籍に際し、アルバレスは以下のようにコメントしている。

ロンドンに来て、ロンドン・スタジアムを見るのは素晴らしい。ウェストハムのファンの前でプレーするのが待ちきれないよ。

「僕のキャリアの中で、とても感傷的な瞬間だよ。ウェストハムのようなクラブに入ることは、僕にとっても家族にとっても夢なんだ。」

プレミアリーグは特別なリーグで、世界最高のリーグだし、僕のスタイルが合うと思う。僕は今、ウェストハムとウェストハムファミリーに責任があるし、シャツのために全力を尽くすよ」

 また、モイーズ監督も「エドソンをチームに加えることができて本当に嬉しい。中盤のポジションはこの夏、特に強化したいと思っていた部分だ」とアーセナルに移籍したデクラン・ライスの穴埋めをできたことに喜びを示した。

ウェストハムと5年契約を結んだメキシコ代表MFエドソン・アルバレス [写真]=Getty images