レアル・マドリードは10日、ベルギー代表GKティボー・クルトワの負傷について発表した。

 クラブの発表によると、クルトワは左ひざ前十字じん帯を断裂する重傷を負ったとのこと。数日中に手術が行われる見込みとされている。なお、現時点で全治期間などについては明らかになっていない。

 10日にスペイン紙『マルカ』が報じたところによると、クルトワは同日の午前中に行われたトレーニングで負傷したという。同紙は、少なくとも約5カ月間から約7カ月間の戦線離脱が見込まれると指摘している。

 現在31歳のクルトワは、ヘンクやアトレティコ・マドリードチェルシーでのプレーを経て、2018年夏にレアル・マドリードに完全移籍加入を果たした。すぐさま定位置を掴むと、ここまで公式戦通算230試合でゴールマウスを守り、数々のタイトル獲得に貢献している。今オフのプレシーズンマッチでは、バルセロナ戦やユヴェントス戦にフル出場しており、2023-24シーズンも守護神としての活躍に期待が寄せられていた。

 レアル・マドリードは現地時間12日にアスレティック・ビルバオとのラ・リーガ開幕節を控えている。新シーズンの開幕が目前に控えたなか、絶対的守護神の戦線離脱という緊急事態に見舞われることとなった。

レアル・マドリードがGKクルトワの負傷を発表 [写真]=Getty Images