志尊淳が、菅田将暉主演映画「ミステリと言う勿れ」公開記念スペシャルドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」(9月9日[土]夜9:00-11:25、フジテレビ系)に出演することが解禁され、志尊とプロデューサーからコメントが届いた。

【写真】カチューシャでかき上げたヘアスタイルのレン(志尊淳)がかわいすぎる

志尊淳菅田将暉“久能整”の大学の同級生・相良レンを演じる

本作は、累計発行部数1800万部を突破した田村由美氏による同名コミックスが原作。2022年1月期のフジテレビ系月9ドラマとして放送され、主人公の久能整を演じた菅田が「東京ドラマアウォード 2022」主演男優賞を受賞するなど数多くの賞を受賞。

9月15日(金)からは劇場版が公開する。原作でも人気のエピソード・通称“広島編”に、原菜乃華、柴咲コウ、松下洸平、町田啓太、萩原利久らが出演。

この度、志尊が映画公開記念で9月9日(土)に放送されるスペシャルドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」に出演し、久能整(菅田)が通う大学の同級生でゼミ仲間の相良(さがら)レン役を演じることがわかった。

また、整・レンと共に、タイムカプセル探しに参加する尾形芽衣(おがた・めい)役で内田慈、鈴木役で山脇辰哉が出演することも解禁された。

志尊淳菅田将暉との共演は約5年半ぶり

志尊が演じるレンは、カチューシャでかき上げたヘアスタイルがトレードマークで底抜けに明るい性格の持ち主。誰にでも気さくに話しかけ、自然と自分のペースに巻き込んでいってしまう非常に高いコミュニケーション力があり、一見チャラそうにも見えるが、物事をしっかり考え、的確に捉えることができる鋭い観察眼も持ち合わせている。

「友人がいない」と自覚する整と、正反対のレンがどのように関わっていくのか。2人のやりとりや関係性の変化も本作の見どころのひとつだという。

菅田と志尊といえば、菅田が主人公・赤場帝一を、志尊がその右腕・榊原光明を演じた映画「帝一の國」(2017年)で初共演。2人の共演は連続ドラマ「トドメの接吻」(2018年、日本テレビ系)以来、約5年半ぶりとなる。

志尊淳「相良レンが1人でも多くの人に愛されますように」

――本作のオファーを受けた際の率直な心境を教えてください。

たくさんの人に愛されているこの原作。そしてその中でもたくさんの人に愛され、底抜けに明るく、つかみどころのないキャラクターのレンくん。正直、お話を頂いた時は、僕に務まるんだろうか、とたくさん考えました。

ですが、その旨をお伝えした際に、(松山博昭)監督をはじめとしたチームの皆さんがとても熱い気持ちでこの作品に向き合う姿を見て、自分にできることがあれば、全力でやらせて頂きたいと思いました。この作品に参加することができ、うれしい気持ちでいっぱいです。

――菅田将暉さんとは約5年半ぶりの共演となりますが、感想をお聞かせください。

人としても俳優としても尊敬している菅田くんと、またご一緒できた時間はとても刺激的でした。今回から参加させて頂く僕を、懐深く受け入れて下さいました。

この作品を背負い、この作品に向き合う姿を近くで見させてもらったことで、作品に対する熱意をひしひしと感じることができました。菅田くんとの共演は、ただただ楽しかったです

――視聴者の方へメッセージをお願いします。

伏線、伏線、伏線の物語。どういう展開になっていくのか。ドキドキハラハラしながら見てもらえると思います。この作品が、そして相良レンが1人でも多くの人に愛されますように。

■プロデューサー・草ヶ谷大輔氏コメント「相良レン役は志尊淳さん以外に考えられませんでした」

原作でも人気の高いキャラクター、相良レン役は志尊淳さん以外に考えられませんでした。志尊さんであれば、“何事にも物怖じせず、明るく、コミュニケーション能力が高いが、決して調子がいいわけではなく、周りがよく見えており、鋭さを持ち合わせている”というレンのキャラクターの魅力を最大限に演じて頂けると確信しました。

そして、撮影現場で、実際にカチューシャで髪を上げて、にっこりと笑う志尊さんにお会いした時、レン君そのものでした。今回の通称“タイムカプセル編”は「ミステリと言う勿れ」の中では異色のエピソードとなっており、レンとの化学反応で今までに見た事のない整くんを見ることができると思いますので、是非お見逃しなく、ご覧いただければと思います。

■「ミステリと言う勿れ特別編」あらすじ

久能整(菅田将暉)は大学の同級生・寒河江健が遺体で発見された事件で殺人の疑いをかけられてしまう。大隣警察署の風呂光聖子(伊藤沙莉)巡査、池本優人(尾上松也)巡査、青砥成昭(筒井道隆)警部、そして薮鑑造(遠藤憲一)警部補から聴取を受けることに。

一方、レンは大学内で刑事たちに話を聞かれる。天達春生(鈴木浩介)は、自分のゼミ生である整、レンを心配していた。

事件解決から数日後、レンから日当1万円の変なアルバイトに誘われた整。最初は断る整だったが、「何かあっても整くんなら何とかするよね」と無邪気に笑うレンに観念し、しぶしぶ参加することに。アルバイト当日、数年前まで学校として使用されていたという旧校舎に集合。主催者の坂巻洋子と秘書の桐江が大勢の参加者を教室で出迎える。

プリントを渡された整らは、「そこに書かれた文章を読んで思ったことを書け」と指示される。提出後、「名前を呼ばれた人だけ戻って」と言われ、名前を呼ばれた整、レンが再び教室に戻ると、参加者はかなり減っていた。すると坂巻から「30年前に埋められたタイムカプセルを探して欲しい」と、アルバイトの真の目的が明かされる。

相良レン(志尊淳)と久能整(菅田将暉)/「ミステリと言う勿れ特別編」より (C)フジテレビ