今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【超難問】寝ぼけていては止められない目覚まし時計を作った』というラムダ技術部さんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

定積分や微分方程式のような数学の難問を解かないと止まらない目覚まし時計を作りました。市販の目覚まし時計に対して物理面とソフト面の両方から強化することで、ズルして止められないようにしっかりと対策を施しました。


 目覚まし時計を無意識に止めた経験、あなたはありますか?

 最近の目覚まし時計には、一度切っても再び鳴る「スヌーズ機能」が搭載されているものもありますが、気づけばOFFにしてしまうケースもあるのではないでしょうか。

 そういった悲劇を起こさない為に対策として、計算問題を解くような目覚ましアプリなどもありますが……。

 問題がちょっと簡単だったり、そもそも電源を消してしまって二度寝してしまう可能性もあります。

 そんなズルして目覚まし時計を止めてしまう人たちを徹底的に対策した目覚まし時計を作成します。
 目標はズルが出来ずより難しい問題を解かないとOFFにできない目覚まし時計を目指します。

 まずはベースとなる目覚まし時計を用意。これを改造していきます。

 右側の白いボタンがスヌーズ機能。左側にON/OFFのスイッチがあります。

 これらのボタンがどのような仕組みになっているのか分解して中身を確認します。
 中身を見ると、ボタンの配線やベルを鳴らすモーターがあるのが分かります

 必要な配線を切り、目覚まし時計の上部から線を逃がします。

 先ほどの配線をリモコンON/OFFが可能になるデバイスに繋げます。

 これで遠隔で目覚まし時計を操作できるようになりました。

 これを簡単には破壊できない頑丈な箱に収納してをかければ……。

 ズルして止めることが不可能な目覚まし時計が出来上がりました!

 さらに諸々の機能を追加して、計算用紙が欲しくなる数学の問題を生成する機構やスヌーズ中も音が鳴る仕様など、夢の機能が盛りだくさんの目覚まし時計が完成しました。

 ここで「コンセントを抜かれたら意味がない」と疑問に思った人も多いはず。

 「安全な設計なので、抜くと鳴るようになっています」とのこと。これは安心安全な目覚まし時計です。

 「鍵を使って開けられたら意味がない、リモコン・スマホから操作されたら意味がない」と疑問に思った人も多いはず。

 その問題点にいち早く気づいたラムダ技術部さんは、信頼できる友人に郵送で預けるという手法で乗り切りました。

  これで全ての準備が整ったので、実際の運用を想定してラムダ技術部さんが実験台となります。

 目覚まし時計がジリジリと音を鳴らしますが、直接止めることができません。
 なので、タブレットに表示された問題を計算用紙を使って解いていきます。

 しかしここでアクシデントが。ちょっと問題が難しすぎたようです。さすがにこのレベルの問題では寝起きには負荷が大きすぎるので、もうすこし優しい問題に変更します。

 ラムダ技術部さん曰く「3×3の行列の行列式あたりが良い難易度かもしれない」とのこと。そんな二度寝常習犯にはオススメの目覚まし時計の詳しい制作過程を映像で見たい方は、ぜひ動画をご視聴ください!

視聴者のコメント

映画で見たことある
頭はっきりしててもわからん
寝ぼけてなくても解けないワイは一生止めれないやん
ワイは仮に解けても解けた達成感で寝そう
自動で計算問題解いてくれるアプリを作るか…


▼動画はこちらから視聴できます▼

『【超難問】寝ぼけていては止められない目覚まし時計を作った』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42473692

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