中村倫也が主演するドラマ「ハヤブサ消防団」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第4話が8月10日に放送。ハヤブサで一目見た時から惹かれていた彩と念願の関係になった太郎に、衝撃の事実が突きつけられる。太郎が連続放火事件の被害者の共通点に気づき、今までの謎が少しずつ繋がり始めた展開もSNSで話題となった。(以下、ネタバレを含みます)

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中村倫也“三馬太郎”が巨大な陰謀に巻き込まれる戦慄の田園ミステリー

同ドラマは、著書が幾度も映像化されている池井戸潤氏の同名小説が原作。スランプ気味のミステリ作家・三馬太郎が、亡き父の故郷である山間の小さな集落“ハヤブサ地区”に移住し地元の消防団に加入。連続放火や住民の不審死など怪事件に次々と遭遇し、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に巻き込まれる戦慄の田園ミステリー。

中村が主人公の三馬太郎を演じ、ハヤブサ消防団員で工務店勤務の藤本勘介役を満島真之介、消防団の班長で呉服店“一徳堂”の二代目店主・徳田省吾役を岡部たかし、消防団の副分団長で役場の土木課に勤務する森野洋輔役を梶原善、消防団の分団長で養鶏場を経営する宮原郁夫役を橋本じゅん、消防団の部長で林業を営んでいる山原賢作役で生瀬勝久が出演。

さらに、川口春奈が映像ディレクターで物語の鍵を握る・立木彩を、出版社“草英社”の編集者で太郎の担当・中山田洋役を山本耕史太陽光発電企業“ルミナスソーラー”営業スタッフ・真鍋明光役を古川雄大が演じる。

中村倫也“太郎”が連続放火事件の被害者の共通点に気づく

消防団部長・賢作の家でハヤブサ地区では4件の火事が発生。すべてが連続放火だと疑っている太郎は、父親の七回忌で行った随明寺で、火事の被害者の寄進額が飛び抜けて高いことに気づく。その矢先、担当編集の中山田から、町おこしドラマ企画が町長・村岡信蔵(金田明夫)のダメ出しを受けて中止になったことを知った。

太郎は映像ディレクターの彩を“居酒屋さんかく”に呼び出し問いただす。彩は完成した脚本を町長に見せて考え直してもらうつもりだったと弁解するが、太郎の怒りは収まらず2人の関係は険悪に。彩が店を出た後、消防団員で話していると、町長が県から出た観光助成金で、町に残る伝説にちなんでツチノコを捜索する“ツチノコアドベンチャー”を開催する予定だと知る。

ハヤブサ消防団もイヤイヤながら“ツチノコアドベンチャー”に参加することになった。当日は、太郎が見つけたマムシを賢作が素手で捕まえたのみ。これでマムシご飯でも食べよう…と盛り上がる消防団員に、太郎と彩がひきまくる。話が合った2人はお互い謝り関係を修復した。しばらくして町長に挨拶する太陽光発電の営業スタッフ・真鍋の姿を目撃。太郎たち消防団員は、改めて真鍋が町の中枢に入り込んでいることを認識する。

中村倫也“太郎”、川口春奈“彩”とキス&一夜を共に

ツチノコアドベンチャー”の開催場所でも、町長に町おこしドラマ企画の再考を直談判する彩の姿を見て、ハヤブサ消防団員が立ち上がる。町長の秘書となった消防団部長・賢作の親戚・まーぼーを使って、町長の弱みを掴んだ賢作らは町長室で直談判。観光助成金を使い込んでること、愛人がいることを町長に突きつけ、無事町おこしドラマ企画が始動することになった。

居酒屋さんかく”で太郎と彩を囲んだ消防団員たちは、町おこしドラマ企画始動をお祝い。その宴の帰り、太郎と彩は突然の雨に合い、2人で太郎の家へ。雷もなり、ブレーカーを落としランタンの灯だけで、楽しく語り合った2人は、それぞれ寝床へ入った。すると彩が太郎の部屋の入り口に立っていた。太郎を見つめる彩は何も言わない。彩の目に吸い寄せられるように近づいた太郎が彩にキスをした。

彩と一夜を共にした太郎は、ウキウキしながら朝食を準備。すると昨夜もあった編集担当の中山田からの緊急リモートの連絡が。太郎は仕方なく中山田とのリモートに対応する。すると、彩が数年前に教祖と幹部が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こした“アビゲイル騎士団”という新興宗教の元信者で、その教団の広報として、PRビデオを制作していたという。彩には近づかない方がいい…という中山田の言葉に「手遅れです」とつぶやく太郎だった。

中村倫也“太郎”、川口春奈“彩”との念願の一夜も衝撃の展開が話題に

ハヤブサで一目見た時から惹かれていた彩と一夜を過ごし、ウキウキだった太郎に衝撃の展開が。「最後の場面で、ひっくり返っちゃいました!!」「恋が進むと思ったら、彩さんにも怪しいところが??」「真夜中あんな所に無言で突っ立ってる彩めっちゃ怖い!太郎を利用する為のアプローチ?!」「可憐でかわいくて爽やかなフルーツバスケットのシーンが、清すぎた。逆に怖い」 などとSNSが盛り上がった。

第5話予告映像では、彩の正体を中山田から告げられた太郎が彩との関係に悩んだり、彩が本に書かれた「この世の全ては、始まりも終わりもない循環する円環構造である」の言葉を見てニヤリと笑ったり。太郎の「彩さんの過去に立ち入る権利は、今の僕にはありません。でもそれでも聞いておきたいです」というセリフも。彩の過去が明かされるという第5話は8月17日(木)放送予定。

◆文=ザテレビジョンドラマ部

中村倫也“太郎”、連続放火事件の被害者の共通点を見つける/「ハヤブサ消防団」第4話より (C)テレビ朝日