俳優の綾瀬はるか長谷川博己が11日、都内で開催された映画『リボルバーリリー』初日舞台挨拶に出席。綾瀬は「肌が出た衣装でアクションをしたり髪の毛を切ったり、とても挑戦しがいのある作品で、やりがいのある夏でした」と振り返り、長谷川は綾瀬のアクションを絶賛した。

【写真】美しい白ドレス姿の綾瀬はるか全身ショット

 本作は、長浦京の同名小説(講談社文庫)を実写化。1924年の帝都・東京を舞台に、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した元敏腕スパイ・小曽根百合(綾瀬)の活躍を描く。この日は共演した羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシーSixTONES)、板尾創路、そして行定勲監督も出席していた。

 主演の綾瀬は白のドレスで登場し「ちょうど去年の夏、猛暑の中の撮影から、終わるころには肌寒いくらいになって」とコメントすると、「私で言いますと、肌が出た衣装でアクションをしたり髪の毛を切ったり、とても挑戦しがいのある作品で、やりがいのある夏でした」と撮影時を笑顔で振り返った。

 そんな綾瀬について、百合を見守る岩見役の長谷川は「去年もすごく暑かったですね。綾瀬さんや羽村くんをそばから見守っている役でしたけど、2人のすごく頑張っている姿が…清々しくてですね。全然暑さを感じない、いい1年でしたね」と告白。

 撮影前から綾瀬とミーティングを重ねていたという長谷川は、綾瀬の切り替えの早さについて驚いたようで「血だらけの姿で帰ってきて『ピロちゃん今日何食べた?』とか言って、そんな話ばっかり(笑)。全然違うんですよね。オフのときは」と話しつつ、「素晴らしかったですよ。迫力あるなあと思って。共演も数回させていただいているんですけれど、初めてアクションを見た感じだったので」と絶賛していた。

 行定監督が続編の可能性に言及する一幕もあった舞台挨拶。改めて作品への思いを問われた綾瀬は「暑い夏でした。心も体も。もりっとしたものをやり切ったみたいな、そんな感覚がずっとありますね」と白い歯を見せ笑顔で明かした。

 映画『リボルバーリリー』は公開中。

映画『リボルバー・リリー』初日舞台挨拶に登場した(左から)長谷川博己、綾瀬はるか  クランクイン!