レアル・マドリードが、負傷したベルギー代表GKティボー・クルトワの代役としてセビージャに所属するモロッコ代表GKボノ(ヤシン・ブヌ)の獲得に興味を示しているようだ。10日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 クルトワは10日の午前中に行われたトレーニングで負傷し、左ひざ前十字じん帯の断裂と診断されたことが発表された。また、同選手は近日中に手術を受ける予定で、少なくとも約5カ月間から約7カ月間の戦線離脱が見込まれることが伝えられている。

 そんななか、今回の報道によると、絶対的守護神が今季の大半を欠場することが予想されるレアル・マドリードはその代役の獲得に動く模様で、クラブ上層部内で協議を行った結果、ボノのレンタル移籍を模索しており、すでにクラブ間交渉を行っているとのこと。また、レアル・マドリードはボノのレンタル移籍での獲得に向けて2000万ユーロ(約31億円)を準備しているという。

 クルトワの長期離脱が予想されるレアル・マドリードだが、果たしてセビージャの守護神をレンタル移籍で獲得することはできるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

レアル移籍が噂されるボノ [写真]=Getty Images