世界最大規模の同人誌即売会として知られる「コミックマーケット」(略称:コミケ)。その最新回である「コミックマーケット102」が、8月12日、13日(日)の2日間、東京ビッグサイトにて開催される。新型コロナウイルス感染症の影響で長らく規模縮小を余儀なくされてきた同イベントだが、この度の「コミケ102」より大幅に制約が緩和される…ということもあり、大いに盛り上がることが予想される。

【写真を見る】擬人化モスラや人間サイズで再現されたフリーダムガンダムなど、魅力あふれるコスプレイヤーを20組一挙に紹介!

コミケ」といえば、バラエティに富んだ同人作品の頒布や、各種企業ブースでのグッズ販売に加え、会場を彩るハイレベルなコスプレイヤーたちも見どころの一つ。そこで本記事では、2023年上半期に実施された各種イベントで撮影させてもらったコスプレイヤーたちの写真を掲載しつつ、「コミケ102」で流行りそうなコスプレのトレンドを予想してみた。

ジャンル別に見てみると、アニメでは「【推しの子】」「機動戦士ガンダム 水星の魔女」「地獄楽」など、同年の春シーズンに放送された作品が人気で、これらのキャラクターに扮した美麗レイヤーが続々と集結。放送の翌日には生地や素材を買いそろえて、たった3日で衣装を制作。週末にはその衣装を着て、イベントに参加する…という作品愛あふれるレイヤーも大勢いて、それぞれに撮影のための長蛇の列ができていた。

一方、ゲームでは、「勝利の女神:NIKKE」や「原神」「ウマ娘 プリティーダービー」といったコスプレイベントではお馴染みのタイトルに加え、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」「ストリートファイター6」「ライザのアトリエ 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜」など、春以降に発売されたヒット作のコスプレ人気も高く、これらのキャラクターたち(に扮するレイヤー)も各所で見られた。

また映画では、昨年末に公開された『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)をはじめ、『シン・仮面ライダー』(23)や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)、劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』のキャラクター、さらには「ゴジラ」シリーズに登場するモスラ擬人化コスプレや、『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』(2024年1月26日公開予定)に先駆けて、フリーダムガンダムのコスプレで参加していたレイヤーもいて、取材を依頼したところ、多彩なポーズで写真撮影に応じてくれた。

MOVIE WALKER PRESSでは、今回の「コミケ102」にも両日参加し、コスプレリポートを順次作成、掲載していく。どのようなアニメ、ゲーム、映画、コミックのコスプレに人気が集中するのかも併せて紹介するので、どうぞお楽しみに!

取材・文/ソムタム田井

「【推しの子】」「機動戦士ガンダム 水星の魔女」など、人気アニメのヒロインに扮したコスプレイヤーが「コミケ102」に大集結…するはず!/撮影:ソムタム田井