パリ・サンジェルマン(PSG)は12日、リーグ・アン開幕節でロリアンと対戦しゴールレスドローに終わった。

今夏にルイス・エンリケ氏を新監督に迎えた王者PSGは、アセンシオ、ゴンサロ・ラモスイ・ガンインの新加入トリオを3トップに据えた[4-3-3]の布陣を採用。中盤にはウガルテ、最終ラインにはシュクリニアル、リュカエルナンデスと6人の新加入選手を起用し開幕戦に臨んだ。

PSGは立ち上がりの8分に最初の決定機を創出する。イ・ガンイン、アセンシオと繋ぎ、最後はボックス右のゴンサロ・ラモスが左足でコントロールショットを放ったが、これはGKムボゴが横っ飛びでなんとかセーブした。

その後もゲームの主導権を握るPSGだったが、なかなか決定機まで至らない状況が続くと42分にピンチ。自陣中盤でパスを受けたヴィティーニャがアバゲルにインターセプトを許すと、そのまま持ち上がったアバゲルがミドルシュート。わずかに右に逸れたボールは右ポスト弾かれ、難を逃れた。

後半も膠着状態が続く中、PSGは68分にヴィティーニャとアセンシオを下げてファビアン・ルイスとソレールを投入。すると76分、ウガルテのロングパスでボックス左深くまで駆け上がったソレールの落としからファビアン・ルイスが決定機を迎えたが、シュートは相手GKの好セーブに阻まれた。

試合終盤にかけても猛攻を見せたPSGだったが、最後まで得点は奪えず。PSGの今季リーグ初戦はドロースタートとなった。

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