メイン画像

きょう13日は、ペルセウス座流星群が極大を迎えます。最も多く流星が見られるのは、あす14日の夜明け近くとみられ、空の暗い場所で観察した場合の流星の数は、1時間あたり30個程度と予想されています。気になる天気は?

ペルセウス座流星群が極大

きょう13日は、三大流星群の一つであるペルセウス座流星群が極大を迎えます。月の影響は小さく、条件は良いでしょう。

きょう13日21時頃から流星が出現し始め、夜半を過ぎて薄明に近づくにつれて流星の数が多くなるとみられています。国立天文台によりますと、最も多く流星が見られるのは、あす14日の夜明け近くとみられ、空の暗い場所で観察した場合の流星の数は、1時間あたり30個程度と予想されています。目が屋外の暗さに慣れるまで、最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。

天気は?

画像B

きょう13日の夜からあす14日の明け方にかけては、北海道から近畿は雲に覆われ、太平洋側を中心に雨が降るでしょう。星空観察にはあいにくの天気となりそうです。ただ、北海道の北部や東北の日本海側、東海の一部では雲の切れ間もあるでしょう。四国や中国地方は西寄りの地域ほど晴れる見込みです。九州は晴れる所が多く、流れ星を見られるチャンスです。沖縄も晴れて、星空が広がるでしょう。

流れ星を見つけるコツは?

画像C

流れ星を見つけやすくするには、以下の4つのポイントがあります。

① できるだけ、街灯など人工の明かりが少ない場所を選びましょう。人工の明かりが多いと、その明るさに邪魔をされて暗い流れ星が見づらくなり、見ることのできる流れ星の数が少なくなってしまいます。
② できるだけ空が広く見渡せる場所を選ぶことも重要なポイントです。
③ 空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。放射点の方向にはこだわる必要はありません。流星群は、放射点(流星の軌跡を逆向きに延長したときに通る点のこと)のある方向だけに出現するわけではなく、夜空のどこにでも現れます。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉えられる可能性が高くなります。
④ 月の影響は小さく、条件は良いでしょう。

ペルセウス座流星群が今夜ピーク 1時間あたり30個程度の流星数 見られる所は?