コーギー・子犬

安く手に入れたプードル2匹を動物病院に連れて行き、「これは犬じゃありません」と獣医師に聞かされてショックを受けた男性。とんでもない詐欺について、『The Mirror』など海外メディアが伝えた。


■格安の“犬”を購入

アルゼンチンで暮らすある男性が、地方の市場で売られていた“トイプードル”2匹を見てすっかり気に入った。

値段はなんと、150ドル(約2万1,264円)。驚きの安さもあってか男性はためらうことなく購入し、自宅で待つ家族のもとに連れて帰った。

その後、男性と家族は犬を元気に育てるため動物病院へ。そこでワクチンを接種させようとしたとき、獣医に意外なことを言われてショックを受けた。


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■獣医に聞かされた真相

“犬”2匹を診た獣医師は、「これはプードルなんかじゃありませんよ」と断言。しかも犬でさえないと男性に伝え、正体はフェレットであると話した。

これらフェレットは誕生直後からホルモンなどを大量に注射され、フワフワな毛が際立つようセットされて売られていたとのこと。それを知らず、男性は詐欺の被害にあってしまったのだ。


■詐欺師らの悪質な手口

詐欺師たちは白いフェレットを繁殖させ、同じ手口で犬に見せかけて安く売りさばいていたもよう。

当然フェレットは犬と比べると顔はずいぶん違うが、毛を伸ばしてうまく整えれば小型犬に見えなくもない。そこに目をつけた詐欺師らがフェレットを悪用し、高価な犬に見せかけ稼いでいたのだ。


■過去にも同様の被害

アルゼンチンでは同じ手口の詐欺が珍しくないといい、過去には女性が警察に通報。「チワワと聞かされて“犬”を買ったのに、体が大きいフェレットだと分かったんです」と伝えたケースがあった。

これら被害者2名はまだ正式には被害届を出していないといい、騙されて買ったフェレットをどうしたかについても分かっていない。

複数メディアは、「良心的な店であれば『良い家庭に引き取ってほしい』と考えるはずだ」と指摘。

そこで買う前にじっくり観察し検討する時間もくれるはずだと説明し、一刻も早く売り飛ばそうとする店やブリーダーには注意したほうが良いと伝えている。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

犬を2匹買った男性が真相に衝撃 「プードルではなくフェレットだった」